第19戦オーストラリアGPのプラクティスは、10月17日現地時間13時15分からフィリップアイランド・サーキットで行われ、2週間前にペルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催された第18戦インドネシアGPの決勝レースで転倒リタイアした総合11位ダビド・アルマンサが週末最初のセッション、フリープラクティス1で2度の転倒を喫しながら3番手に進出した後、2度のランで17ラップを周回し、13ラップ目に1年前の2024年にステファノ・ネパが樹立したオールタイムラップレコード(1分35秒370)を0.644秒更新する1分34秒726を記録。今季8度目の1番時計を刻んだ。
No last-minute changes as @DavidAlmansa22 takes Friday top honours with a new all-time lap record! ✅#AustralianGP 🇦🇺 pic.twitter.com/Sr1lfDfDAz
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) October 17, 2025
気温15度、路面温度24度のドライコンディションの中、総合7位アドリアン・フェルナンデェスは、ウェットコンディションとなった午前のセッションで今季7度目の1番時計、第6戦フランスGP、第17戦日本GPに続き今季3度目の1番手発進を決めた後、16ラップを周回して0.392秒差の2番手に入り、ホンダ機を使用するレオパード・レーシングの2人がトップ2に進出。
総合5位アルバロ・カルペはフリープラクティス1で18番手だった後、0.562秒差の3番手に浮上。総合2位アンヘル・ピケラスは4番手。総合6位ジョエル・ケルソは5番手。前戦で今季初の表彰台となる3位を獲得した総合14位グイド・ピニは6番手。
前戦でタイトルを獲得したホセ・アントニオ・ルエダは0.734秒差の7番手。総合3位マキシモ・キレスは8番手。前戦で今季2度目の表彰台となる2位を獲得した総合12位ルカ・ルネッタと総合17位ステファノ・ネパがトップ10入り。
総合10位古里太陽はフリープラクティス1で15ラップを周回して17番手、プラクティスは18ラップを周回して0.949秒差の12番手。肺炎が原因で入院した総合13位デニス・フォッジャの代役として招集されたジョエル・エステバンは13番手。
総合8位山中琉聖はフリープラクティス1で15ラップを周回して20番手、プラクティスは15ラップを周回して1.114秒差の14番手。筋肉系の負傷から復帰した総合21位ニコラ・カラーロは15番手。
前戦のプラクティスで転倒した際に頭部を強打した総合9位バレンティン・ペローネは18番手。右肩の負傷から復帰した総合30位タットチャコーン・ブーシュリは23番手。前戦で左脚の大腿骨を骨折した総合4位ダビド・ムニョスの負傷代役に抜擢されたレッドブル・ルーキーズ・カップ王者ブライアン・ウリアルテは25番手。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は10月18日12時45分、公式予選2は13時10分開始。
RESULTS