チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは、10月21日にスペインの総合エネルギー企業の『Repsol(レプソル)』との間で、2026年から新たなパートナーシップを締結し、『Moto2™』と『Moto3™』のオフィシャルルブリカントサプライヤーとして潤滑油を供給することで合意したと発表。同時に複数年の契約期間中には、毎年タイトルスポンサーとして1グランプリを支援することも決まった。
50年以上にわたり、チャンピオンシップにおいて重要な役割を果たし、30年にわたり、ホンダのファクトリーチームとパートナーを務めていたレプソルは、パフォーマンス、信頼性、そしてイノベーションが、1/1000秒単位で違いを生み出す『MotoGP™』において、最も過酷な条件、つまり競技という条件下で製品をテストし、エネルギー企業として最先端の技術を継続的に提供。
レプソル・ルブリカンツは、最先端技術を備え、230名の研究者と科学者のチームを擁する、ヨーロッパで最も先進的で著名な民間研究開発センターの1つであるレプソルテクノロジーラボで開発された幅広い製品ポートフォリオを所有し、今回の契約により、新たな競技用製品シリーズを発売し、高性能バイクから日常使いまで、あらゆるタイプのバイクに対応する潤滑ソリューションを提供することで、エンドユーザーへのコミットメントを強化する。
クララ・バラスコ(レプソル・ルブリカント/ディレクター)
「『MotoGP™』との新たなパートナーシップは、当社のグローバル成長戦略における重要な一歩となります。 このスポーツに再び参戦し、厳しい環境下において当社の潤滑油の品質と性能を実証できることを大変嬉しく思います。この契約により、当社は製品の革新と改良を継続し、お客様に最高の製品を提供できるようになります。」
バレロ・マリン(レプソル/カスタマー担当ゼネラルマネージャー)
「レプソルにとって、エンジンは常に我々の『DNA』の一部であり、これからもそうあり続けます。レプソル・ルブリカンツは、レプソルのグローバルな進化に合わせて、このパートナーシップとスポンサーシップを通じて、当社が誇る技術的な評判を失うことなく、より誠実で、より感情的な視点からお客様とつながることを可能にします。我々は全ての距離が摩擦なく、自信を持って、そして目的を持って走行できるよう、一緒に旅をしたいと考えています。」
ダン・ロソモンダ(ドルナスポーツ/チーフコマーシャルオフィサー)
「『MotoGP™』を愛するファンは、このスポーツにおいて、レプソルが卓越した実績と成功で高い評価を得ていることをご存知でしょう。だからこそ、レプソルの復帰を大変誇りに思います。 『Moto2™』と『Moto3™』のオフィシャルルブリカントサプライヤーとして、ライダーとチームに最高品質の技術が提供されることを確信しています。そして、このブランドがグランプリのタイトルスポンサーとなり、トラックサイドにその社名を掲載することは、素晴らしいニュースです。『MotoGP™』が目覚ましい成長を続ける中、レプソルをオフィシャルパートナーとして迎え、共に新たな章を書き始めるのに、これ以上のタイミングはありません。」