BK8・グレシーニ・レーシングのフェルミン・アルデグエルは、第20戦マレーシアGPのティソ・スプリントで7位に入り、3ポイントを加算。ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトル争いにおいて、小椋藍とのポイント差が113に広がったことから新人王に輝いた。
第18戦インドネシアGPで史上最年少2番目となる初優勝を挙げたフェルミン・アルデグエルは、2022年中量級のスピードアップからフルエントリーを開始したが、2021年8戦に参戦したことからルーキー・オブ・ザ・イヤーの対象外となり、今回が世界舞台に進出してから初めてのタイトルとなった。
2024: ペドロ・アコスタ(総合6位/215ポイント)
2023: アウグスト・フェルナンデェス(総合17位/396ポイント)
2022: マルコ・ベツェッキ(総合14位/111ポイント)
2021: ホルヘ・マルティン(総合19位/111ポイント)
2020: ブラッド・ビンダー(総合11位/87ポイント)
2019: ファビオ・クアルタラロ(総合5位/192ポイント)
2018: フランコ・モルビデリ(総合15位/50ポイント)
2017: ヨハン・ザルコ(総合6位/174ポイント)
2016: ティト・ラバット(総合21位/29ポイント)
2015: マーベリック・ビニャーレス(総合12位/97ポイント)
2014: ポル・エスパルガロ(総合6位/137ポイント)
2013: マルク・マルケス(チャンピオン/334ポイント)
2012: アレイシ・エスパルガロ(総合12位/74ポイント)
2011: カル・クラッチロー(総合12位/70ポイント)
2010: ベン・スピーズ(総合6位/176ポイント)
Moto2™
今季の新人は、軽量級王者ダビド・アロンソを筆頭にダニエル・オルガド、コリン・ベイヤー、イバン・オルトラ、スーパースポーツ世界選手権王者アドリアン・ウエルタス、アジア選手権王者&全日本選手権王者國井勇輝の6人。
軽量級総合2位ダニエル・オルガドはデビュー戦で8位。素早い適応力を発揮すると第15戦カタルーニャGPと第17戦日本GPの優勝を含め4度の表彰台を獲得。第14戦ハンガリーGPで新人勢1番乗りの初優勝を挙げたダビド・アロンソに対して42ポイント差。タイトル獲得に王手をかけた。
2024: ディオゴ・モレイラ(総合13位/80ポイント)
2023: セルジオ・ガルシア(総合15位/84ポイント)
2022: ペドロ・アコスタ(総合5位/177ポイント)
2021: ラウール・フェルナンデェス(総合2位/307ポイント)
2020: アロン・カネト(総合14位/67ポイント)
2019: ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(総合9位/108ポイント)
2018: ジョアン・ミル(総合6位/155ポイント)
2017: フランチェスコ・バグナイア(総合5位/174ポイント)
2016: チャビ・ビエルゲ(総合20位/37ポイント)
2015: アレックス・リンス(総合2位/234ポイント)
2014: マーベリック・ビニャーレス(総合3位/274ポイント)
2013: ジョルディ・トーレス(総合10位/128ポイント)
2012: ヨハン・ザルコ(総合10位/95ポイント)
2011: マルク・マルケス(総合2位/251ポイント)
2010: 『Moto2™』元年により該当者なし
Moto3™
今季の新人は、ジュニアGP™世界選手権とレッドブル・ルーキーズ・カップを同時に制したアルバロ・カルペをはじめ、エディ・オシェイ、コーマック・ブキャナン、ルケ・モードレー、バレンティン・ペローネ、マルコス・ウリアルテ、グイド・ピニ、マキシモ・キレスの8人。
ジュニアGP™世界選手権で総合3位に進出したことから、特例として17歳の誕生日を待って、第3戦アメリカズGPから参戦を開始したマキシモ・キレスは、トレーニングアクシデントが原因で2戦に欠場したが、参戦5戦目となった第9戦イタリアGPで初優勝を挙げ、2勝を含む8度の表彰台を獲得。4度の表彰台を獲得したアルバロ・カルペに競り勝ち、第20戦マレーシアGPでタイトルを獲得した。
2024: アンヘル・ピケラス(総合8位/153ポイント)
2023: ダビド・アロンソ(総合3位/245ポイント)
2022: ディオゴ・モレイラ(総合8位/112ポイント)
2021: ペドロ・アコスタ(チャンピオン/259ポイント)
2020: ジェリミー・アルコバ(総合11位/87ポイント)
2019: チェレスティーノ・ヴィエッティ(総合6位/135ポイント)
2018: ジャウメ・マシア(総合13位/76ポイント)
2017: 佐々木歩夢(総合20位/32ポイント)
2016: ジョアン・ミル(総合5位/144ポイント)
2015: ホルヘ・ナバーロ(総合7位/157ポイント)
2014: エネア・バスティアニーニ(総合9位/127ポイント)
2013: アレックス・マルケス(総合4位/213ポイント)
2012: アレックス・リンス(総合5位/141ポイント)
2011: マーベリック・ビニャーレス(総合3位/248ポイント)
2010: アルベルト・モンカヨ(総合13位/70ポイント)