第21戦ポルトガルGPのプラクティスは、11月7日現地時間14時05分からアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、2週間前の第20戦マレーシアGP決勝レースの15位だったことから総合3位から5位に後退したアロン・カネトが週末最初のセッション、フリープラクティス1で第15戦カタルーニャGPのプラクティス以来今季6度目の1番時計、昨年11月の最終戦ソリダリティGP以来今季初めての1番手発進を決めた後、10ラップを周回し、3ラップ目に1年前の2024年3月にマヌエル・ゴンザレスが樹立したオールタイムラップレコード(1分41秒514)を0.304秒更新する1分41秒210を刻み、初日連続の1番手に進出した。
Aron Canet wastes NO time to break the #Moto2 lap record 🔥#PortugueseGP 🇵🇹 pic.twitter.com/Qk3CQx2sIm
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 7, 2025
気温19度、路面温度22度。小雨の影響を受けたドライコンディションの中、前戦で今季3勝目を挙げて総合4位に浮上したジェイク・ディクソンは午前のセッションで2番手だった後、15ラップを周回して0.192秒差の2番手を維持。来季他のカテゴリーに転向することを発表した総合9位アルベルト・アレナスは0.448秒差の3番手。
前戦の転倒で今季5度目の0ポイントに終わり、総合2位に後退したマヌエル・ゴンザレスは最多18ラップを周回して0.541秒差の4番手。総合10位セナ・アギウスは5番手。
総合6位ダニエル・オルガドは13ラップ目の3コーナーで今季6度目の転倒を喫して6番手。前戦で2戦連続4度目の表彰台となる2位を獲得した総合8位ダビド・アロンソは17ラップ目の3コーナーで今季16度目の転倒を喫して7番手。総合11位イサン・グエバラ、総合3位バーリー・バルトゥス、総合19位コリン・ベイヤーがトップ10入り。総合7位チェレスティーノ・ヴィエッティは11番手。
前戦でポイントリーダーに初めて飛び出したディオゴ・モレイラは15ラップを周回して0.690秒差の12番手。
総合22位佐々木歩夢はフリープラクティス1で17ラップを周回して21番手、プラクティスは15ラップを周回して1.132秒差の19番手。
サマーブレイク中のトレーニングアクシデントが原因で後半戦初戦の第13戦オーストリアGPから欠場している総合12位デニス・オンジュの負傷代役を務める総合20位ダニエル・ムニョスは21番手。パフォーマンスに影響を与えていた左前腕の問題を解決するために尺骨を手術した総合23位ダーリン・ビンダーの代役セルジオ・ガルシアは24番手。
オンリーファンズ・アメリカン・レーシングとの間で8月に締結した契約を解消した総合14位マルコス・ラミレスは25番手。前戦で左手首を骨折した総合13位ジョー・ロバーツの代役チャビ・スルトゥサは27番手。國井勇輝はフリープラクティス1で18ラップを周回して26番手、プラクティスは13ラップを周回して2.354秒差の28番手。
公式予選
決勝レースのグリッドを決定する公式予選1は11月8日13時40分、公式予選2は14時05分開始。