第21戦ポルトガルGPの公式予選は、11月9日現地時間10時50分からアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、1日目午後のプラクティスで4番手に進出したマルコ・ベッツェッキが2日目午前のフリープラクティス2で4番手を維持した後、6ラップ目にトップタイムをマーク。
第13戦オーストリアGP、第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、第18戦インドネシアGPに続き、今季4度目のポールポジションを奪取。プレミアクラスで8度目、当地で初めて、キャリア通算12度目のトップグリッドを獲得した。
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昨年の日本GP以来今季初の1列目
気温18度、路面温度が25度のドライコンディションの中、プラクティスで3番手に進出したペドロ・アコスタはフリープラクティス2で6番手だった後、0.150秒差の2番手。ポールポジションを獲得した昨年10月の第16戦日本GP以来今季初めて1列目に進出すれば、プラクティスで9番手のポル・エスパルガロは10番手。
今季10度目の1列目
プラクティスで13番手だったファビオ・クアルタラロは公式予選1を1番手で通過すると、公式予選2は0.304秒差の3番手。2戦ぶり10度目の1列目まで挽回すれば、プラクティス16番手のジャック・ミラーは公式予選1で2番手、公式予選2で8番手。
ドゥカティ勢1列目逃す
プラクティスで2番手に進出したフランチェスコ・バグナイアは0.379秒差の4番手。ドゥカティ勢が1列目を逃したのは第19戦オーストラリアGPに続き今季2度目。
BMW M Award
プラクティスで1番手に進出したアレックス・マルケスはフリープラクティス2で2番手だった後、7ラップ目の3コーナーで今季23度目の転倒を喫して5番手。年間の予選最速者を決定するプライベートタイトル『BMW M Award』において、11ポイントを加算。総合1位マルク・マルケスとのギャップを39ポイント差から28ポイント差まで挽回したが、最終戦バレンシアGPを残して、マルケス兄のタイトル獲得が決定。
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プラクティス7番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは9番手。プラクティス8番手のフェルミン・アルデグエルはフリープラクティス2で今季5度目の1番手した後、公式予選2は11番手。
プラクティスで6番手だったヨハン・ザルコは0.503秒差の6番手。プラクティスで5番手に進出したジョアン・ミルは7番手。
プラクティスで10番手だった小椋藍はフリープラクティス2で6ラップを周回して20番手だった後、今季4度目の公式予選2は0.969秒差の12番手。午後のティソ・スプリントと明日のグランプリレースを4列目から迎える。
公式予選1
プラクティス11番手のルカ・マリーニは3番手。0.089秒差で公式予選2への進出を逃し、プラクティス14番手のブラッド・ビンダーは4番手。プラクティス18番手のアレックス・リンスは7番手。プラクティス17番手のニコロ・ブレガは1.013秒差の8番手。
プラクティスで15番手だったラウール・フェルナンデェスはフリープラクティス2で6ラップを周回した後、医師と相談した結果、フリープラクティス1で転倒した際に左肩を脱臼したことから欠場を決断した。
ティソ・スプリント
11月8日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数12ラップ)は現地時間15時00分スタート。