ドルナスポーツ代表がチェステとチバを訪問

1年前にパドックを代表して約2.5億円を寄付したカルメロ・エスペレータがバレンシア州政府の代表と共に洪水の被害を受けた町を視察

ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータ、最終戦バレンシアGPの開催前日に昨年10月29日にスペイン東部を襲った豪雨により、洪水の被害を受けた2つの町、サーキット・リカルド・トルモが位置するチェステ市と近隣のチバ市をバレンシア州スポーツ局長ルイス・セルベラと一緒に訪問した。

昨年11月に最終戦バレンシアGPの代替となった最終戦ソリダリティGPの週末に実施した全ての活動を通じて収集した総額160万ユーロ(当時約2.5億円)を洪水被害の復興を目的に寄付して以来の1年ぶりの訪問となったカルメロ・エスペレータは、「町は懸命に復興の作業を進め、きっと元通りになるでしょう。我々の貢献は重要であり、できる限りの支援ができたと思っています。市議会は非常に上手く対応してくれています。再び雨が降った際に、以前と同じような被害が出ないよう対策が講じられることを願っています。」

「『MotoGP™』は25年以上にわたりサーキット・リカルド・トルモで開催され、チェステとチバは我々にとって常にホームでした。何が起きたのか知ったとき、我々は何らかの支援がしたいと思いました。『MotoGP™』ファミリー全体から支持されました。長年にわたり、そしてこれからもずっとそうあり続けてほしいと思いますが、この2つの町が我々に惜しみない愛情を注いでくれたからです。」

急きょバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催された最終戦ソリダリティGPの週末には、チームとライダー、チャンピオンシップのパートナーの協力を得て、サーキット内のファンゾーンと世界中のファンなら誰でもが参加できるオンラインによるオークションが開催され、約30万ヨーロを計上。

代替として開催地を提供したバルセロナ-カタルーニャ・サーキットは完売した観戦券の収益、ドルナスポーツは特別に販売したTシャツなどの収益を寄付。

さらに、スペイン・バレンシアに本社を置く総合金融機関である『CaixaBank(カイシャ・バンク)』の協力をより、『MotoGP™ Fund(基金)』が設立され、チャンピオンシップに参戦するチームからは10万ユーロ、バルセロナ商工会議所から5万ユーロ、ドルナスポーツから100万ユーロが寄付された。

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