最終戦バレンシアGPのフリープラクティス1は、11月14日現地時間11時10分からサーキット・リカルド・トルモで行われ、先週末にアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで開催された第21戦ポルトガルGPのティソ・スプリントで14位、グランプリレースで12位だった総合18位ジャック・ミラーが21ラップを周回し、フロント、リア共に新品タイヤに履き替えた直後の15ラップ目に今季2度目のトップタイムをマーク。セクター2と4をトップタイムで通過して第19戦オーストラリアGPに続き今季2度目の1番手発進を決めた。
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— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 14, 2025
小椋藍今季最高位2番手発進
気温19度、路面温度19度のドライコンディションの中、総合16位小椋藍は21ラップを周回。3度目のランの際に新品のフロントタイヤとリアタイヤに履き替え、20ラップ目にセクター1をトップタイムで通過し、21ラップ目にトップタイムから0.323秒差の2番時計を記録。総合10位ラウール・フェルナンデェスは前戦で脱臼した左肩しながら19ラップを周回して0.418秒差の4番手。
前戦で今季2勝目を挙げた総合3位マルコ・ベッツェッキは最多22ラップを周回して0.982秒差の18番手。総合21位ホルヘ・マルティンは第17戦日本で骨折した右鎖骨の回復具合を確認しながら18ラップを周回して1.541秒差の24番手。
ワイルドカードのアレイシ・エスパルガロは3度目のランの際にフロント、リア共に新品タイヤを装着して0.325秒差の3番手。総合15位ジョアン・ミルは19ラップを周回し、3度目のランで前後のタイヤを履き替えて0.544秒差の7番手。総合13位ルカ・マリーニは12番手。総合12位ヨハン・ザルコは13番手。総合26位ソムキアット・チャントラは21番手。
タイヤを履き替えずに6番手
総合7位フランコ・モルビデリは17ラップを周回。リアタイヤを履き替えず、2度目のランの際にフロントタイヤを履き替えて0.478秒差の5番手に入り、前戦で今季12度目の表彰台を獲得した総合2位アレックス・マルケスは、フロント、リア共にタイヤを履き替えずに19ラップを周回して、5ラップ目に0.502秒差の6番時計。総合6位ファビオ・ディ・ジャンアントニオは9番手。総合8位フェルミン・アルデグエは14ラップ目の4コーナーで今季17度目の転倒を喫して11番手。
総合4位フランチェスコ・バグナイアは18ラップを周回して1.146秒差の21番手。2025年王者マルク・マルケスの負傷代役として起用されるニコロ・ブレガは20ラップを周回して1.384秒差の23番手。
ペドロ・アコスタ好発進
前戦で今季5度目の表彰台となる3位を獲得した総合5位ペドロ・アコスタはフロント、リア共にタイヤを履き替えずに21ラップを周回し、16ラップ目に0.616秒差の8番時計。総合11位ブラッド・ビンダーは16番手。総合14位エネア・バスティアニーニは17番手。総合17位マーベリック・ビニャーレスは第11戦ドイツGPで脱臼骨折した左肩の回復具合を確認しながら19ラップを周回して19番手。
ワイルドカードのアウグスト・フェルナンデェスは21ラップを周回して0.653秒差の10番手。総合9位ファビオ・クアルタラロは0.822秒差の14番手。総合19位アレックス・リンスは15番手。総合20位ミゲール・オリベイラは22番手。
プラクティス
11月15日の公式予選1と公式予選2の振分けを決定するプラクティスは、現地時間15時00分スタート。