最終戦バレンシアGPの公式予選は、11月15日現地時間10時50分からサーキット・リカルド・トルモで行われ、1日目午後のプラクティスで2番手に進出したマルコ・ベッツェッキが2日目午前のフリープラクティス2で3番手だった後、3ラップ目の2コーナーでコースアウトを喫したが、5ラップ目に2年前の2023年にマーベリック・ビニャーレスが樹立したオールタイムラップレコード(1分28秒931)を0.122秒更新する1分28秒809を刻み、第13戦オーストリアGP、第16戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、第18戦インドネシアGP、第21戦ポルトガルGPに続き、今季5度目のポールポジションを奪取した。
Bezzecchi takes the last pole position of 2025 with a new all-time lap record! 💥#ValenciaGP 🏁 pic.twitter.com/CEU8uqRUaL
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 15, 2025
ドゥカティ勢1列目に2台が進出
気温20度、路面温度が18度のドライコンディションの中、プラクティスで4番手に進出したアレックス・マルケスは0.026秒差の2番手。2戦ぶり今季14度目の1列目を確保すれば、プラクティスで7番手だったファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.044秒差の3番手 第14戦ハンガリーGP以来8戦ぶり3度目の1列目を獲得。プラクティスで3番手に進出したフランコ・モルビデリは6番手。プラクティス8番手のフェルミン・アルデグエルは9番手。
アプリリア3台が公式予選2に出走
プラクティスで12番手だったラウール・フェルナンデェスは公式予選1を1番手で通過した後、公式予選2は0.058秒差の4番手。
プラクティスで5番手に進出した小椋藍はフリープラクティス2で第4戦カタールGP公式予選1以来今季2度目の1番時計を刻んだ後、今季4度目の直接進出、5度目の出走となった公式予選2は0.562秒差の12番手。
孤軍奮闘ペドロ・アコスタ5番手
プラクティスで1番手に進出したペドロ・アコスタはフリープラクティスで今季21度目の転倒を喫して5番手に後退した後、公式予選2は0.096秒差の5番手。
ジャパニーズメーカー各2台公式予選2出走
プラクティスで10番手だったファビオ・クアルタラロは0.169秒差の6番手。プラクティス6番手のジャック・ミラーは0.335秒差の8番手。
プラクティスで9番手だったジョアン・ミルは0.424秒差の10番手。プラクティス15番手のヨハン・ザルコは公式予選1を2番手で通過した後、公式予選2は11番手。
公式予選1
プラクティス16番手のルカ・マリーニは3番手。0.060秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティス13番手のアレイシ・エスパルガロは4番手。プラクティス11番手のブラッド・ビンダーは5番手
プラクティス14番手のフランチェスコ・バグナイアは最後のタイムアタックとなった7ラップ目に技術的な問題が発生して0.548秒差の6番手。プラクティス22番手のホルヘ・マルティンは7番手。プラクティス24番手のニコロ・ブレガは12番手。プラクティス20番手のアウグスト・フェルナンデェスは2ラップ目の8コーナーで週末2度目、今季10度目の転倒を喫して13番手。
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ティソ・スプリント
11月15日のショートレース、ティソ・スプリント(周回数13ラップ)は現地時間15時00分スタート。