チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツが世界展開する『Road to MotoGP™』のプログラムの1つであり、本田技研と出光興産の協力を得て、アジア地域及びオセアニア地域におけるライダーの発掘及び育成を目的に2014年に設立した大会は、開催13年目のシーズンとなる2026年の開催に向けて暫定エントリーリストと暫定開催日程を発表した。
暫定エントリーリスト
2025年に参戦した総合4位松山遥希(まつやまはるき)をはじめ、総合5位ノプルットポン・ブンプラウェット(タイ)、総合7位テリン・フレミング(タイ)、総合8位バッドリー・アヤトゥツラー(インドネシア)、総合26位チン・セイウ(中国)の5名が継続参戦。
昨年10月にペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットのゴーカートサーキットで開催されたセレクションで合格した国立和玖(くにたてわく)と富樫虎太郎(とがしこたろう)ら11名の合格者に加え、知識隼和(ちしきはやと)らが加わり、計14名を選出。
暫定エントリーリスト
松山遥希
2022年に日本で初開催された『MiniGP』ジャパンシリーズでポイントランキング2位を獲得。ワールドファイナルは怪我のために欠場したが、2025年イデミツ・アジア・タレント・カップに初参戦すると、初参戦組の最高位となる総合4位に進出。
富樫虎太郎
2023年に『MiniGP』ジャパンシリーズでポイントランキング1位、スペイン・バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催されたワールドファイナルで2位を獲得。
国立和玖
2023年の『MiniGP』ジャパンシリーズでポイントランキング2位、ワールドファイナルで12位。2024年はジャパンシリーズで2年連続の2位を獲得すると、モーターランド・アラゴンで開催されたワールドファイナルで日本人として初めてチャンピオンに輝く。
知識隼和
2024年の『MiniGP』ジャパンシリーズでポイントランキング1位を獲得し、ワールドファイナルで6位に進出。
暫定開催日程
全6戦12レースの開催を計画。『MotoGP™』の併催としてタイ、カタール、日本、インドネシア、マレーシアで5戦が開催され、第3戦の開催地と開催日は現時点で未定。
シーズン開催前に2月9日から2日間、マレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットでテストが実施される。
暫定開催日程