レッドブル・KTM・テック3は、1月30日に『Bolt Ventures(ボルト・ベンチャーズ)』と『Main Street Advisors(メインストリート・アドバイザーズ)』が『IKON Capital(アイコン・キャピタル)』と提携し、チームを買収したと発表した。
ギュンター・シュタイナー(テック3/最高経営責任者)
「『MotoGP™』への参戦は非常にエキサイティングな時期であり、アイコン・キャピタルと私にとって、テック3の長期的なビジョンを共有する、志を同じくする投資家グループを集めることが非常に重要でした。モータースポーツを理解し、真の付加価値を提供し、我々の中核的な価値観を共有する強力なグループが加わりました。」
「同様に重要なのは、テック3の伝統を守りつつ、慎重かつ戦略的な成長アプローチを取ることに注力していることです。これは、既存の成果を基盤として構築していくことであり、チームの将来を共に築くことを楽しみにしています。」
この投資は、ボルト・ベンチャーズとメインストリート・アドバイザーズがアイコン・キャピタルに加わり、スポーツとメディアを横断したビジネス構築における豊富な経験とネットワークを投資としてもたらすため、テック3にとって重要な節目となるだけでなく、両社によるこの分野への参入は、テック3にとって転換点となり、『MotoGP™』が世界のスポーツ界で飛躍的な進歩を遂げる態勢が整ったことを示し、世界のスポーツ界をリードし、豊富な資金力を持つ2社の投資家からの新たな資金流入により、テック3はスポーツパフォーマンスの向上、商業インフラのさらなる専門化、ブランド開発、ファンエンゲージメント、スポンサー活動の活性化を通じて、フランチャイズ価値の向上を図る。
マルクス・グロエル(アイコン・キャピタル/共同創設者)
「最初に、テック3の前チームオーナーであるエルべ・ポンシャラルの並外れた献身的な貢献に感謝申し上げます。また、チーム全員と『MotoGP™』には、共に新たな章へと踏み出すにあたり、温かい歓迎を受けたことに感謝します。当社は複数のスポーツ施設の成長と開発において豊富な経験を持つ、尊敬すべき投資家グループと共に仕事ができることを大変嬉しく思います。共にテック3をトップチームへと成長させ、『MotoGP™』の世界的な成長を促進するチャンピオンシップに貢献できることを楽しみにしています。」
米国男子プロスポーツ5大リーグ(NBA、NHL、NFL、MLB、MLS)のチーム株式を初めて保有したデビッド・ブリッツァーは、リーグガバナンス、メディア権経済、ファンエンゲージメントにおける業界をリードする専門知識をボルト・ベンチャーズによるテック3への投資に持ち込み、伝統的なスポーツ資産と現代的なライフスタイル重視のベンチャーを結びつける能力と、新興スポーツリーグ、ユーススポーツブランド、体験型スポーツ事業への投資で実績のあるボルト・ベンチャーズは、テック3が『MotoGP™』の顔としての地位を確立し、チャンピオンシップが新たな地域や観客層へと拡大を目指す上で、非常に貴重な存在となる。
デビッド・ブリッツァー(ボルト・ベンチャーズ/共同創設者)
「『MotoGP™』は『F1』で見られたような急成長を遂げる好位置に立っており、テック3への投資はモータースポーツの未来への投資であると確信しています。メインストリート・アドバイザーズ、アイコン・キャピタル、そして同じ志を持つオーナーグループの他のメンバーと協力し、ギュンター・シュタイナーとテック3が『MotoGP™』のトップチームと競い合い、グリッド内外で成長するために必要なあらゆるリソースを提供できることを楽しみにしています。」
メインストリート・アドバイザーズは、世界的に影響力のあるアスリート、アーティスト、エンターテイナー、起業家、そして機関投資家に対し、助言、投資、そしてビジネス構築において輝かしい実績を誇り、文化を定義するスポーツ、メディア、体験型ビジネス、ライフスタイルビジネスの構築における深い専門知識をテック3に持ち込み、機関投資家からの資金と独自の商業的・文化的関係、戦略的洞察、そして運用サポートを組み合わせることで、世界舞台でフランチャイズ価値を創造する。
ポール・ワクター(メインストリート・アドバイザーズ/創業者兼最高経営責任者)
「『MotoGP™』は今日のスポーツ界で最も魅力的な投資機会の1つです。ボルト・ベンチャーズ、アイコン・キャピタル、そしてギュンター・シュタイナーと提携し、テック3の新たな章を描き、シリーズ全体の進化を支援できることを大変嬉しく思います。投資、ビジネス構築、そして戦略アドバイザリーを融合させた当社のプラットフォームは、テック3と『MotoGP™』の成長を加速させる上で独自の立場にあり、特に米国において、より多くの人々にこのエキサイティングなスポーツとその豊かな歴史を知ってもらうのが待ちきれません。」
テック3の投資家グループには、ボルト・ベンチャーズ、メインストリート・アドバイザーズ、アイコン・キャピタルに加え、トライル・スラム、ピエール・ガスリー、AKLキャピタル、バリー・イングリッシュ(ペンマン・ホールディングス)、トム・スタッフォード、シャルル・デ・カルヴァーリョ、リチャード・クック(ドルフィン・キャピタル)が含まれている。 今回の買収には優秀な投資家グループが関与し、さらに昨年『F1』のオーナーであるリバティメディアが正式にチャンピオンシップの所有権を取得したことと相まって、『MotoGP™』は北米およびアジアでの存在感を高め、伝統的にヨーロッパのファンやバイク愛好家を魅了してきたスポーツに幅広い魅力をもたらし、チャンピオンシップと参戦チームの価値を高めるために必要な組織化への取り組みに投資するという、またとない機会を得ている。
カルロス・エスペレータ(ドルナスポーツ/チーフスポーティングオフィサー)
「このような規模の投資家グループがチームを買収することは、『MotoGP™』と、このチャンピオンシップの世界的な成長軌道に対する強力な支持となります。我々は、このグループをパドックに迎え入れることを大変嬉しく思っており、世界中の新たなファンにチャンピオンシップを届けるために、共に協力していくことを楽しみにしています。」
1989年に設立され、2001年から最高峰クラスに参戦するテック3は、昨年9月5日にF1、世界ラリー選手権、ナスカーで40年以上の経験を持ち、F1に参戦するハースの初代代表を務め、約30年ぶりにF1界でアメリカ人主導のチームを成功に導いたイタリア出身のギュンター・シュタイナーとの間で、所有権の売却に関して合意。
アイコン・キャピタルと最高経営責任者に就任したギュンター・シュタイナーのリーダーシップの下、新たな時代を迎え、スポーツの伝統を守りつつ、長期的なビジョンを進化させ、ファンエンゲージメントを強化し、『MotoGP™』パドックにおける持続的な成長を築くとともに、シルバーストンに拠点を置くメイフィールド・スポーツ・マネジメントの創設者兼最高経営責任者であり、プロジェクトパートナーのリチャード・コールマンがチームプリンシパルとして、チームマネージャーのニコラス・ゴヨンと共にチームを運営。
南フランスのボルム・レ・ミモザにあるチームのベースは維持され、現行の契約に基づき、KTM機を継続使用する。