サーキット

Autodromo Internazionale del Mugello

文化遺産や自然景観に恵まれるイタリア中部に位置するトスカーナ地方の州都フィレンツェから北東へ30キロメートル、丘陵地の美しい森の中に位置する近代的なサーキット、通称ムジェロ・サーキットことアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロは、1988年にフェラーリが所有者となり、レース開催に必要な条件に高水準で応えるべく継続的に改修工事を実施すると、2015年1月には近年の転倒状況を分析し、ランオフエリア拡大と再舗装の改修工事に着手。

グランプリ初開催は1976年。1991年に大規模な改修工事を実施して以来、毎年イタリアGPの開催地に指定され、高速バトルが展開される。

35年連続35度目の開催が予定されていた2020年は、パンデミックの影響を受けて開催がキャンセルされたが、2021年に復帰。

2024年はシーズン7戦目として5月31日から6月2日に開催。38度目となる開催に向けて、クリスマス休暇後、安全面の向上を目的に改修工事が実施され、今回は二輪と四輪の平均的なパフォーマンスの向上を考慮し、2023年に開催された際にKTM機を駆けたブラッド・ビンダーが史上最速となる時速366.1キロメートルを記録したメインストレートでの安全面を確保するため、コースに沿った壁を後退させ、直線に沿って延びる1コーナーのランオフエリアを450メートルに拡張。さらに、3つのコーナーの縁石を国際モーターサイクリズム連盟と国際自動車連盟によって承認された新世代モデルに置き換えた。

Gran Premio d’Italia Brembo Track

MotoGP™ ______ | Off The Racing Line

Category Laps Total Distance Finish in case of red flag
MotoGP™ 23 120.64 Km / 74.96 Miles 17
Moto2™ 19 99.66 Km / 61.92 Miles 14
Moto3™ 17 89.17 Km / 55.4 Miles 13
MotoE™ 7 36.72 Km / 22.81 Miles 5

サーキットスペック

  • 全長距離

    5.25Km / 3.26 Miles

  • コース幅員

    14m / 45.93ft

  • 最大直線長

    1,141m / 3743.44ft

  • 右コーナー

    9

  • 左コーナー

    6