サーキット

Red Bull Ring - Spielberg

ドイツ国境に隣接したオーストリアの中北部ザルツブルク郊外に2本の長いストレートを構えたザルツブルクリンクで1971年から1994年までの24年間でグランプリが22回開催された後、1996年ザルツブルク南東約200キロメートルに位置するオーストリア中部の町ツェルトベクにある軍用の飛行場近くの緑美しい丘に造られた高速サーキット、エステルライヒリンクで初開催。改修工事を機に再開業したサーキット名をA1リンクに改称し、1997年に連続開催。

2004年、ザルツブルグに本社を構える清涼飲料水メーカー、レッドブルがサーキットを買収。2010年に騒音問題などで地元の環境保護団体からの反発に遭い、廃墟と化していたサーキットの再建すると、名称をレッドブルリンクに改め、2011年に再々開業。

2014年11月、レッドブルとドルナスポーツとの間で、2016年の開催に関して合意し、19年振りの開催が決定。

復帰1年目は、3日間で1997年の4.2万人を大きく上回る21.5万人の観客数が集まり、ベストグランプリに選出。

開催日程に復帰してから5年連続開催となる2020年は、シーズン13戦として8月16日に決勝レースを予定していたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、第5戦オーストリアGPを8月16日、第6戦スティリアGPを8月22日に開催。翌年も2週連続の開催。

2022年は、安全面の向上を目的にメインストリートの中間にシケインを加える改修工事を実施すると、2024年6月には2025年までの開催期間を2030年まで延長することで合意。9年連続の開催は、シーズン11戦目として8月16日から18日の催行が予定されている。

Spielberg Moto2™ & Moto3™ Official Test Track

サーキットスペック

  • 全長距離

    4.35Km / 2.7 Miles

  • コース幅員

    12m / 39.37ft

  • 最大直線長

    810m / 2657.48ft

  • 右コーナー

    8

  • 左コーナー

    3