ヤマハ・ファクトリー・レーシングのバレンティーノ・ロッシは、オフィシャルテストの2日目、最終日に10度のコースインで63ラップを周回。1分32秒台を23回、1分31秒台を7回記録して、トップタイムから0.614秒差の9番手だった。
「僕たちは昨日と比較して良くなったけど、不運にも、僕たちのライバルたちは、さらに良くなった。今日は異なるエンジン、異なるスペックにトライしたけど、昨日試したものと似ていたから、同じようなパフォーマンスだった。」
「今のところ、同じマテリアルを維持している。来週のヘレスでもう一度トライして、より良く理解しよう。その後は来年まで待たなければいけない。」
「タイムを確認する必要がある。今日は新品タイヤで良かったけど、数ラップ後のペースはライバルたちよりも遅く、中古タイヤで苦しんだ。問題は似ているけど、しっかり検証する必要がある。僕の意見としては、中古タイヤでのペースに関して、多くの仕事が必要だ。」
「大好きなヘレスでのテストは重要だけど、この数年間のグランプリは難しかった。とても速くなかったから、何らかの改良が見つけられるかを見ることが大切。」
「フランコは強かった。ペッコはとても良かった。2人は大変速く、来季のタフなライバルとなるだろう」と、今回のテストを振り返り、次回のテストの課題を説明した後、VR46・ライダーズ・アカデミー所属のモルビデッリとバグナイアのテストを称賛した。
ヤマハ・ファクトリー・レーシングは、来週28日から2日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催される2度目のオフィシャルテストに参加する。
ブラックフライデー!~11月25日(日)まで、1ユーロでプレシーズンの『VideoPass』を提供中。