デビュー戦で素早い順応性だけでなく、高い戦闘力を証明。経験あるバレンシアで上位進出を誓った。
テクノマグ‐CIPは、第17戦ポルトガルGPから富沢祥也の後任に、現スーパースポーツ世界選手権王者のケナン・ソフォーグルを起用。デビュー戦を5位で飾った。
アルバセテでのプライベートテストを経て、エストリル入りすると、フリー走行1で3番手に進出。3度のフリー走行で上位を維持し、4番グリッドを獲得。
決勝レースでは、3ラップ目にトップに飛び出すと、11ラップ目には2番手に7.187秒差のアドバンテージを広げたが、19ラップ目に3番手に後退。そこから6人による3位表彰台争いを繰り広げた。
「悪いレースではなかったけど、雨を期待していた。週末はウェットでのセッションが続き、ドライで走っていなかったから、バイクとタイヤのパフォーマンスが分からない状態だったから、自分自身の最高のものを引き出すしかなかった」と、Moto2クラスのデビュー戦を振り返った。
「レース序盤は、ハンドルに大きな問題があった。ウォームアップ走行で転んでしまい、レース直前にバイクの修復が終わったところだった。レース中盤に入ると、リアタイヤに問題が出始めた。完璧に消耗してしまったから、予想できないことと闘わなければいけなかった。だから、後退してしまったんだ。」
「僕にとって今週末は練習セッション。バレンシアでは、天候に恵まれ、通常の展開となり、ドライレースでの正しいセッティングが決まることを期待する。今週末よりも、もっといいパフォーマンスができるはずだ。」
「スーパースポーツ時代に走った経験がある。好きなトラックではないけど、あそこでは僕はすごく速い。表彰台争いができる自信がある。」
今年4月上旬に開催されたスーパースポーツ世界選手権の第3戦バレンシア・ラウンドでは、3番グリッドから2位を獲得していた。
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