ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、ドゥカティからのデビュー戦となった開幕戦カタールGPの決勝レースで、4列目12番グリッドから走行ラインを外したことで1ラップ目に16番手まで後退したが、優勝者から20.516秒差の11位まで挽回した。
「冷静になること、ミスを犯さないこと、転倒しないことにトライした」「僕は激怒している。リザルトは失望だ。夢のようなデビューではなかった。当然、多くの転倒による11位にも喜べない。スタートは本当に良かった。多くのポジションを挽回して、バレンティーノとダニの後ろとなる8番手に位置したけど、4コーナーでブレーキングを遅らせたとき、ダニに激突しないようにするために、そのまま真っ直ぐに行くことを決断し、16番手まで後退した。」
「湿度が高く、良い感じが見つからず、1分58秒台の遅いペースで走った。一度タイヤが温まると、コーナリングのフィーリングが戻り、1分56秒台のペースで走り始めた。あのときの4ラップは、上位陣と同じようなラップタイムで周回したけど、小雨がぱらつき始めると、再び1分58秒台に落ちてしまい、バスとのバトルでプッシュしているときには、リアタイヤのグリップがなくなってしまった。周りが状況を活かしている一方で、僕はネガティブなことが重なってしまった。」
「精神面を回復させることは簡単ではない。冷静になること、ミスを犯さないこと、転倒しないことにトライしたけど、このトラックコンディションは本当に快適さがなかった。完璧ではないけど、ステップ・バイ・ステップでフィーリングを取り戻し、速く走り始めたときには、リアのパフォーマンスが低下してしまった」と、困難なデビュー戦となったことを説明した。
It has not been the debut I expected, but we'll get positive conclusions. See you in Argentina, good race @AndreaDovizioso! #QatarGP #JL99 ???? pic.twitter.com/Ekc14NTHm1
— Jorge Lorenzo (@lorenzo99) 26 de marzo de 2017