ロッシ「フェナティに脱帽」

VR46・アカデミーを設立した当時のメンバーだったフェナティの今季初優勝とレースの駆け引きを称賛。

イタリアのスポーツ紙、『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポーツ)』は、第3戦アメリカズGPで開幕から3戦連続して表彰台を獲得したバレンティーノ・ロッシが地元で主宰するVR46・アカデミーと支援するスカイ・レーシング・チーム・VR46に昨年8月の第10戦オーストリアGPまで所属していたロマーノ・フェナティの今季初優勝を称賛。

「ロマーノはとても良かった。彼の優勝が本当に嬉しい。昨年の出来事を別として、僕たちは良好な関係にあり、優れていたアロン・カネトを困難に追い込んだ走りは良かった。彼のレースが気に入った」と、元教え子の優勝を喜べば、ラ・ガゼッタ・デロ・スポーツのバイクレーシング専門ウェブサイト、『CORSEDIMOTO.com(コルセ・ディ・モト)』は、ロッシの発言をフェナティに伝えると、「バレンティーノは僕の成長に貢献してくれた。」

「勝つには、何も失わず、混乱せず、落ち着かなければいけない。アイデアはハッキリしていた。アロンを逃がさずに邪魔することで、トラックのあるセクションでは彼の方が速く、他のセクションでは僕の方が速かったけど、レースの緊迫感が非常に高かったから、ミスを犯しやすい状態だった。」

「この優勝を僕の出身地であるアスコリ・ピチェーノに捧げる。チームとスポンサーの拠点であるペーザロにも感謝しないと。戦闘的に成長することに貢献してくれたバレンティーノのアカデミーにも感謝したい」と、感謝の言葉を送った。

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