フリー走行1:マルケス弟がウェットで最速時計

オフィシャルテストで総合1番手だったマルケスが圧倒的な高速ペースで1番手。長島は自己最高位の3番手。モルビデッリは12番手、中上は26番手。

第4戦スペインGPのフリー走行1は5日、ヘレス・サーキットで行われ、総合6位のアレックス・マルケスが今季3度目のトップタイムをマーク。昨年8月の第11戦チェコGP以来となる週末最初のセッションを制した。

気温17度、路面温度17度のドライコンディションの中、当地で開催された3月のオフィシャルテストで総合1番手に進出したマルケスは、2度のコースインで17ラップを周回すると、1分59秒台を1回、1分58秒台を6回記録。1分58秒299の1番時計を刻めば、左前腕骨折で欠場するブラッド・ビンダーの代役として、2戦連続して招集されたテストライダーのリカルド・カルドゥスは、2度のコースインで18ラップを周回すると、2分00秒台を1回、1分59秒台を2回記録して、1.040秒差の2番手。

序盤3戦で連続19位だった長島哲太は、2度のコースインで12ラップを周回すると、2分01秒台を3回、1分59秒台を2回記録して、1.058秒差の3番手に進出。

先週末にアルバセテ・サーキットで開催されたMoto2™欧州選手権にスポット参戦して優勝を挙げた総合14位のハフィス・シャリンは、1.470秒差の4番手。心臓病を克服して、開幕から3戦連続の完走を果たしたイサック・ビニャーレス、前戦アメリカズGPで転倒リタイアを喫したヨニー・エルナンデェス、総合5位のチャビ・ビエルゲ、総合3位のミゲール・オリベイラ、総合22位のホルヘ・ナバーロ、総合18位のイェスコ・ラフィンがトップ10入り。

序盤3戦で3連勝を挙げたポイントリーダーのフランコ・モルビデッリは、2.233秒差の12番手。総合2位のトーマス・ルティは13番手。総合4位の中上貴晶は、18ラップを周回して3.775秒差の26番手。

当地で3月上旬に開催されたオフィシャルテストで左鎖骨を骨折して前戦で復帰したが、激痛により決勝レースを欠場したイケル・レオクナは24番手。第2戦アルゼンチンGPで他車の転倒に巻き込まれて右足首を骨折したレミー・ガードナーが2戦ぶりに復帰して31番手だった。

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