マルケス「優勝争いが見える」

タイムアタックでミスを犯したことが功を奏し、ペドロサの走りを確認できたことで、ヒントを掴んだ。

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、第4戦スペインGPの公式予選で、ポールポジションタイムから0.049秒差の2番時計を記録。予選最速を決定するBMW・M・アワードにおいて、総合2位とのアドバンテージを18ポイント差に拡大し、明日の決勝レースを開幕から4戦連続の1列目から迎える。

初日総合14番手だった後、2日目は、フリー走行3で4番手。レースシミュレーションとなるフリー走行4は、2度のコースインで15ラップを周回すると、1分40秒台を3回、1分39秒台を最多の6回記録して、今季8度目の1番手に進出。

「ダニはあるセクターで非常に速く走っていたから、どうやって走っているのかを見たかった。彼から学んだ」

「最初の作戦は、タイヤを3本使用することだったけど、2本目にミスを犯してしまい、ピットレーンに入ることを決断した。バイクを乗り換えて、コースに出ようとすると、ヤマハの2台が待機していた。僕も待つことにしたら、ダニもいた。今週末は非常に強く、速かった。テレメトリーを確認したら、彼はあるセクターで、連続するコーナーで非常に速く走っていたから、どうやって走っているのかを見たかった。彼から学ぶために、コースに出るのを待って、追いかけることにした。最後のラップで学んだことを試して、良くなった。グッドな1ラップにすることができ、1列目という目標を達成した。嬉しい。」

「予選では2台を使用したけど、フリー走行4は1台で走った。まだ少し足りない。快適さが見つかっていないけど、すごく良かった。コーナリングが良くなり、グッドなペースを刻むことができた。これも嬉しい。このトラックは通常僕たちのバイクと僕のライディングスタイルにとって、あまり良くないけど、僕たちの計画が上手く行っているようだ。仕事に取り組んでいる分野が良くなっている。これは今後のヨーロッパランドに向けて重要なこと。レースは常に異なるから、明日のことを考えないと。上手くマネージメントしなければいけない。」

「明日は気温が高くなりそうだ。全てが変わってしまうかもしれないけど、どのように適応できるか見てみよう。フロントはハード。リアは理解しなければいけないけど、ハードを使いたい。」

「優勝争いが見える。ダニはベストなペースがあり、彼の日になると、非常に難しい。グッドなスタートを切ることにトライするけど、チャンピオンシップを考えて、ポジションを理解しよう」と、予選を振り返り、チームメイトと優勝争いを展開する可能性を示唆した。

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