イアンノーネ「腕上がりのような症状が起きてしまった」

着用したレインスーツが腕を締め付けたことから、ライディングに支障をきたし、リタイアを決断。

チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネは、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースで、21番グリッドから13番手走行中の17ラップ目に、2戦連続5度目となるリタイアを決断した。

前戦イギリスGPで今季3度目の転倒リタイアを喫した後、昨年フリー走行1で転倒を喫した際に第3胸椎を骨折したことから欠場を強いられたホームトラック、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリに乗り込むと、初日のフリー走行1から16番手、9番手、16番手、16番手。「思うように走れない。本来の走りができない」と、2日目終了後に心境を明かしたが、ウェットコンディションとなったウォームアップ走行では6番手に浮上。

今季2度目の7列目、最高峰クラスで2度目のワーストグリッドからスタートして、13番手までポジションを挽回したが、「前腕の問題を残念に思う。レースに向けて、レインスーツの着用を決断したけど、現実的には非常にタイトで、締め付けられるような感じで血液が両腕に流れなくなってしまい、2、3ラップしたら、腕上がりのような症状に見舞われて、正しく走れなくなってしまった。」

「ガスをフルスロットルに開けることが一度もできず、ブレーキの対応も失ってしまった。マシンのパフォーマンスは良く、グッドなポテンシャルがあった。このコンディションのアドバンテージを活かすことができず、スズキに申し訳ない」と、リタイアを決断した理由を説明した。

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