チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネは、第17戦マレーシアGPの決勝レースで9番グリッドからポイント圏外の17位で完走。総合15位からジャンプアップする機会を逃した。
「僕たちは決勝レースに向けて自信があったけど、フロント、リア共にグリップを感じられなかった」ウェットレースだった日本GPで4位、ドライレースだったオーストラリアGPで6位に進出した後、昨年転倒リタイアを喫し、2月のオフィシャルテストで総合2番手に進出したセパン・インターナショナル・サーキットに乗り込んで来ると、初日のフリー走行1から13番手、9番手、8番手、13番手。ウォームアップ走行で5番手まで浮上した後、3列目から進出した決勝レースは、ポジションとペースを維持できずに徐々に後退。「このレースを説明する言葉を見つけることは難しい。ウェットで全てが困難になってしまった。」
「朝のウォームアップ走行は、とても速かったから残念。僕たちは決勝レースに向けて自信があり、ポジティブだった。重要なポジションを争うチャンスを持つことができただろう。今朝までマシンを改良することができ、僕たちは良い仕事をしたけど、レースでは走らせることが非常に厳しかった。フロント、リア共にグリップを感じられず、このコンディションでレースをすることが非常に難しかった」と、ポイント圏内に進出できなかった理由を説明した。