ヤマハのプランAはロッシ、プランBはザルコ

ロッシの決断次第では、後任をリストアップ。サテライトチームのザルコが有力候補に浮上。

イタリアのスポーツ紙、『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ヤマハのモーターレーシング・マネージング・ダイレクターであるリン・ジャービスのインタビューを掲載。来年2月に39歳を迎え、来季が2年契約の2年目となるバレンティーノ・ロッシに対して、「彼のモチベーション次第ですが、バイクのパフォーマンスにも因るでしょう。この冬の間に、彼の意向を理解するために話し合いができることを期待しますが、最終的な決断は序盤3、4戦後になるでしょう」と、契約更新に関して説明。

もし、ロッシが現役からの引退を決断する場合は、「準備をすることになります。当然、ヨハン・ザルコは候補の1人です。彼のトラック内外は素晴らしかったです。以前は、どのチームにとっても第一候補ではありませんでしたが、今では、例えば、KTMを始め、彼に大きな関心を寄せています。」

「2018年は重要な1年になるでしょう。マーク・VDSの2人とクラッチローを除けば、全員がシーズン末に契約満期となります。ファクトリーチームは、少なくても1人のトップライダーを起用することを望み、ハイレベルで高額なライダーを2人起用できるのは、我々が唯一のチームです」と、後任候補の名前を挙げた。

Johann Zarco, Monster Yamaha Tech 3, Octo British Grand Prix
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