モンスターエナジー・ヤマハのフランコ・モルビデリは、第19戦マレーシアGPのフリー走行3で10番手、フリー走行総合10番手に入り、開幕戦カタールGP以来今季2度目となる公式予選2に直接進出。
フリー走行4で今季の最高位となる6番手に進出した後の公式予選2で今季の予選最高位となる7番手を獲得。
3列目7番グリッドからスタートした決勝レースでは、6番手を走行中の4ラップ目に1度目のロングラップペナルティを実行して10番手に後退。6ラップ目に2度目のロングラップペナルティを消化すると14番手まで後退したが、10番手でフィニッシュ。
しかし、最終ラップに他車と接触したことから、3秒加算のペナルティが科せられて11位となった。
「幸せにならなければいけない。全てのプラクティスセッションを通じて速さを発揮し、本当に良いペースがあったことが嬉しい。それは『クリック』したかのようだったけど、この背後には多くの仕事と多くの時間が費やされている。」
「最も重要なことである予選でも速く走ることができた。レースをスタートさせ、2度のロングラップを消化する必要があり、それを実行して、コースに戻ってみると、タイヤが汚れてしまったのか、あるいは他の原因なのか分からないけど、スピードとグリップを失ってしまった。」
「元のスピードに戻すことは困難だったけど、とにかく、追い上げて、追い上げて、追い上げた。そして、最終ラップ、普通の最終ラップの追い越ししたけど、それに対してペナルティを受けてしまった。申し訳ないけど、僕の考えでは、コーナーに進入する際に十分なスペースがあった。僕がアレイシ・エスパルガロに向かったのか、彼が僕に向かったのか、一日中議論できるけど、最終的にペナルティが科せられた。しかし、グッドなレースとグッドな週末を損なうものではない。」
「今週末はコーナリングスピードを維持するためにアグレッシブに走ることができ、バレンシアで再現することを願うけど、確信が持てない。いつものフランキーに戻ることを信じる。ダブルロングラップペナルティがなければ、トップ5に進出できたと思う」と本来の走りに近いパフォーマンスを見せた週末と決勝レースを振り返った。