Ducati Lenovo Team
フランチェスコ・バグナイア & クリスチャン・ガバリーニ(継続)
エネア・バスティアニーニ & マルコ・リガモンティ
クルーチーフとして3度目のタイトル獲得に成功したクリスチャン・ガバリーニは、フランチェスコ・バグナイアとのコンビ5年目を迎え、プラマック・レーシングでヨハン・ザルコを担当したマルコ・リガモンティが2016年以来ファクトリーチームに復帰し、同胞エネア・バスティアニーニのクルーチーフを担当。
Prima Pramac Racing
ヨハン・ザルコ & マッシモ・ブランキーニ
ホルヘ・マルティン & ダニエレ・ロマニョーリ(継続)
ファクトリーチームに復帰したマルコ・リガモンティの後任に指名されたのは、レッドブル・KTM・アジョでアウグスト・フェルナンデェスのクルーチーフを担当していたマッシモ・ブランキーニ。クルーチーフとしては唯一の新人となり、ホルヘ・マルティンとダニエレ・ロマニョーリの体制は継続。
Gresini Racing
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ & フランチェスコ・カルチェディ
アレックス・マルケス & ドナッテロ・ジョバノッティ
ジョアン・ミルのクルーチーフとして、2020年にタイトルを獲得したフランチェスコ・カルチェディがスズキから移籍。2年目を迎えるファビオ・ディ・ジャンアントニオとコンビを結成すれば、クルーチーフを務めたドナッテロ・ジョバノッティは、新加入のアレックス・マルケスを担当。
Mooney VR46 Racing Team
ルカ・マリーニ & ダビド・ムニョス(継続)
マルコ・ベツェッキ & マッテオ・フラミニ(継続)
参戦2年目はチーム体制を継続。長年バレンティーノ・ロッシのデータエンジニアを務め、数々のタイトルを獲得したマッテオ・フラミニはクルーチーフ1年目だったが、マルコ・ベツェッキの新人王獲得に貢献。ルカ・マリーニとダビド・ムニョスのコンビも継続。
Monster Energy Yamaha MotoGP
ファビオ・クアルタラロ & ディエゴ・グベッリーニ(継続)
フランコ・モルビデリ & パトリック・プライマー(継続)
ファビオ・クアルタラロ&ディエゴ・グベッリーニの体制は2019年から5年連続。フランコ・モルビデリが2021年シーズン途中にサテライトチームからファクトリーチームに昇格したときに、クルーチーフに指名された元オーリンズのサスペンションエンジニア、パトリック・プライマーが担当を継続。
Aprilia Racing
アレイシ・エスパルガロ & アントニオ・ヒメネス(継続)
マーベリック・ビニャーレス & ホセ・マヌエル・カゾー
マーベリック・ビニャーレスの要請を受けたホセ・マヌエル・カゾーがスズキから移籍。2016年以来7年ぶりにタッグを再結成すれば、アレイシ・エスパルガロとアントニオ・ヒメネスの体制は継続。
CryptoDATA Aprilia RNF MotoGP Team
ミゲール・オリベイラ & ジョバンニ・マッタローロ
ラウール・フェルナンデェス & ノエ・エレーラ
マーベリック・ビニャーレスの加入と同時にシャーシエンジニアからクルーチーフに昇格したジョバンニ・マッタローロがミゲール・オリベイラをサポート。レッドブル・KTM・アジョで若手の才能を引き出していたノエ・エレーラは、ダーリン・ビンダーと共に1年間のプレミアクラスを経験し、2年ぶりにラウール・フェルナンデェスとのコンビを結成。
Red Bull KTM Factory Racing
ブラッド・ビンダー & アンドレス・マドリード(継続)
ジャック・ミラー & クリスチャン・ププリン(継続)
ブラッド・ビンダー&アンドレス・マドリードの体制は継続。ジャック・ミラーと共にクリスチャン・ププリンがドゥカティから同時に加入。コンビ結成6年目。
GASGAS Tech3 Factory Racing
ポル・エスパルガロ & ポール・トレバサン
アウグスト・フェルナンデェス & アレックス・メーハンド
古巣のテック3に復帰するポル・エスパルガロを支えるのは、ポール・トレバサン。2017年から4年間、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングに所属した際にコンビを組んだ経験があり、1年前にデータエンジニアからクルーチーフに昇格したアレックス・メーハンドは、2年連続して中量級王者を担当。
Repsol Honda Team
マルク・マルケス & サンティ・エルナンデェス(継続)
ジョアン・ミル & ラモン・アウリン
マルク・マルケス&サンティ・エルナンデェスのコンビは10年連続12年目。2016年以降ダニ・ペドロサ、ジャック・ミラー、中上貴晶、ホルヘ・ロレンソ、ポル・エスパルガロをサポートしていたラモン・アウリンは、スズキから移籍してきたジョアン・ミルとコンビを組む。
LCR Honda
中上貴晶 & ジャコモ・グイドッティ(継続)
アレックス・リンス & クリストフ・ブルギニョン
中上貴晶とジャコモ・グイドッティのコンビは5年目。HRCとのつなぎ役として、テクニカルディレクターに就任したクリストフ・ブルギニョンが1年ぶりにクルーチーフに復帰し、スズキ機からホンダ機に乗り換えるアレックス・リンスをサポート。
全22のライダー&クルーチーフの組み合わせで、コンビが継続されるのは半数の11組。チャンピオンのフランチェスコ・バグナイア、総合2位ファビオ・クアルタラロ、総合4位アレイシ・エスパルガロ、総合5位ジャック・ミラー、総合6位ブラッド・ビンダー、総合13位マルク・マルケスらはクルーチーフを継続。
ジャック・ミラーはクリスチャン・ププリンと共にドゥカティからKTMに移籍すれば、古巣に復帰するポル・エスパルガロは、ポール・トレバサンとのコンビを再結成。新天地に移籍するラウール・フェルナンデェスは、中量級時代にコンビを組んだノエ・エレーラと再びタッグを組む。
チーム・スズキ・エクスターで4年間ジョアン・ミルを担当していたフランチェスコ・カルチェディは、ドゥカティのサテライトチーム、グレシーニ・レーシングに移籍し、ファビオ・ディ・ジャンアントニオと新たにコンビを結成すれば、6年間アレックス・リンスを担当したホセ・マヌエル・カゾーは、7年ぶりにマーベリック・ビニャーレスをサポートする。