第15戦アメリカズGPが終了した時点で、ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロは総合2位のフランチェスコ・バグナイアに対して、52ポイント差にアドバンテージを拡大。残り3戦75ポイント差のタイトル争いにおいて、次戦エミリア・ロマーニャGPで50ポイント以上のアドバンテージを確保すれば、チャンピオンに輝く。
22歳のフランス人ライダーは、前戦で2位を獲得したミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで6勝目を挙げれば、タイトル争いに終止符を打つことができ、2位、3位、4位だった場合、ライバルの前でゴールすることが条件となる。
5位の場合、バグナイアが表彰台を獲得しないことが条件。6位、7位の場合は4位以下。8位の場合は5位以下。9位の場合は6位以下。10位の場合は7位以下。11位の場合は8位以下。12位の場合は9位以下。13位の場合は10位以下。14位の場合は11位以下。15位の場合は12位以下。0ポイントの場合は15位以下。
ラウール・フェルナンデェスが9ポイント差に接近
ポイントリーダーのレミー・ガードナーは、今季初めての転倒リタイアでポイントを稼げず、総合2位のラウール・フェルナンデェスはルーキーシーズンの最多優勝数となる7勝目を挙げ、ギャップを9ポイント差まで接近。タイトル争いが最終戦までもつれ込む可能性が高まった。
アコスタとフォッジャのギャップは30ポイント
ポイントリーダーのペドロ・アコスタは、8ポイントを加算して218ポイントに到達したが、総合2位のデニス・フォッジャは5戦連続の表彰台を獲得して30ポイント差に接近。 ポイント獲得数が並んだ場合、優勝数が考慮されることから、レギュラー参戦1年目でアコスタがタイトルを獲得するには、ミサノで21ポイント差以上を加算する必要があり、6度目の優勝を挙げ、フォッジャが4ポイント以下、12位以下が条件となる。
2位の場合は0ポイントが条件。2位以下なら第17戦アルガルヴェGPに持ち越される。