「勝利を追求していた」

プレミアクラスに昇格した13年からアメリカで通常11勝目、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで7勝目を達成

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、第15戦アメリカズGPの決勝レースで441日ぶりとなる1列目、3番グリッドからホールショットを決めると、2分04秒台のペースを刻んで後続を引き離し、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで3年ぶり7度目の優勝、アメリカで11度目の優勝を挙げ、総合9位から7位に浮上した。

「このような勝ち方は期待していなかった。昨日言ったように、全てが噛み合わなければいけなかった。最初にスタートを切り、序盤をスローペースで走り、他車が引っ張るのではなく、自分が望むときにプッシュしなければいけなかった。噛合った。すごく良いスタートが切れ、序盤のペースを遅くすることができ、フロントタイヤを破壊させたくなかったから、プッシュしたくなかった。タイヤを上手くマネジメントした。良い感じが見つかったとき、少し不意を突きたかったからコンマ5秒ペースを上げた。思っていたように全てが上手く行った。」

「中盤までは、プラクティスとだいたい同じように走ることができ、終盤は疲れたけど、誰もが疲れていたと思う。違いは、ここでは誰もが苦しんだこと。僕の場合は、全てのトラックで苦しむ。ここでは誰もが左側でかなり苦しんだ。右側よりも左側に苦しんだことから、右側よりも左側の方を考えさせられたけど、右回りでは右側の方がかなり疲れる。ここでは平等に誰もが苦しんだ。上手くコントロールできた。それに、上手く走れるトラック。残り3戦で前進しなければいけない。勝つということではないけど、表彰台、トップ5に向けてファイトしよう。」

「2分04秒後半、2分05秒を上手く維持することができた。とても快適に、このタイムで走れた。残り3、4ラップはファビオがリスクを冒すことに興味がないことから、ペースを大きく落とした。快適だったけど、中盤にあれほどギャップが開くことを期待していなかった。もっと接近するだろうと予測していた。」

「ドイツの優勝の方が予想外。まるでプレゼントのようだった。この勝利を追求していた。金曜から優勝したかった。少なくても表彰台に立ちたいと言った。自分にプレッシャーをかけた。どんなに望んでも、ものごとが上手く行かないことを知っていた。順調に始まり、土曜は少し疑問があったけど、方向性が見つかった。リザルトが少しずつ出ていると思う。来年に向けて望むような結果ではないけど、トップ10入りに向けて争うところから優勝争いに一気に移行することはできない。」

「国家が流れたとき、デアン・ベルタ・ビニャーレスに捧げた。勝利を挙げられるかどうか疑問があったことは本当だけど、ものごとを区別しなければいけない。ビニャーレス家のことを思い出す。幼いことから彼らを知っていて、国家が流れたとき、子供の頃のカートトラックでの日々を思い出した。モーターサイクルにとって難しい1年となっている。止めることができないけど、楽しもう。常に亡くなった人たちのことを思い出にして」と69の旗と共にウイニングラップを終えた後、今季2勝目を挙げたレースを振り返った。

 

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