スペインで木曜日のプレスカンファレンスから日曜日のプレスカンファレンスまで、全てのセッションをライブとオンデマンドで配信する『DAZN』は、第14戦ハンガリーGPの週末にドゥカティ・レノボ・チームに所属するマルク・マルケスのインタビューを紹介。
世界中のファンが期待した元王者対前王者の優勝争いが繰り広げられず、総合3位に進出しながら、シーズンスタートから思い通りの走りができず、難局な状況に置かれているチームメイト、フランチェスコ・バグナイアの走りを分析した。
「説明するのも理解するのも難しい。例えば、オーストリアの金曜日、彼のペースはベストだったのに、週末が進むにつれて遅れて行った。『MotoGP™』はそういうもの。バイクに対する自信を少しでも失うと、ブレーキングゾーンで0.05秒ほどタイムを失い始め、1周でブレーキングゾーンが4つ、5つもあるので、最終的にコンマ2~3秒ほど失てしまう。こうなると、自信をさらに失う悪循環に陥ってしまう。」
「だからこそ、昨年は自信をつけなければいけないと僕は何度も繰り返して言った。自分に自信が持てば、色々なことに挑戦できるし、もっと自由に走れる。ペッコもまさにそれが起こっているのかもしれない。様々なことが重なり、バイクの上で緊張し、それがさらに遅くしてしまうけど、彼とドゥカティは必ず解決策を見つけるだろう。彼らがどう働いているか知っているから。彼はライディングを忘れたわけではない。すごく速いセッションもあるから。」
「マルケス効果?そうは思わない。結局のところ、僕はピットボックスで働き、全力を尽くすけど...(マルケス効果だとは)言えない。いつもチームメイトより先にフィニッシュしてきたから、言えない。」
「チームメイトが自分の前を走る時、チームメイトが前にいるせいで、レース中にミスを犯してしまうことが何度もあった。過去には、ダニエル・ペドロサが僕の前を走っていた時があった。それは難しく、その日は必ず来る。チームメイトに負けてしまう日が来るだろう。そして、君にはこのバイクが相応しくない、他の誰かが乗るべきだと言われるだろう。でも、ペッコは2度のタイトルを獲得したワールドチャンピオン。今は総合3位に位置する。オーストリアでは1列目からスタートした。ドラマではない。遅かれ早かれ、彼は道を見つけるだろう。」
後半戦開始の2連戦で15ポイントを加算させたフランチェスコ・バグナイアは、ポイントリーダーのマルク・マルケスから6.1戦に等しい227ポイント差にギャップが広がったが、昨シーズン、転倒と優勝(昨年5月の第6戦カタルーニャGP)、連続優勝(11月の最終戦ソリダリティGP)を挙げた右回りトラック、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで上位進出、そして、チームメイトに挑戦する。