KTMは今月上旬、第11戦チェコGPの開催地、アウトモトドローム・ブルノでプライベートテストを実施。テストライダーのミカ・カリオと今季からスーパーバイク世界選手権に参戦する地元出身のカレル・アブラハムが、来季からの参戦に向けて、開発プログラムを実行した。
5月3日から3日間、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで3日間のテストを実施し、好天候に恵まれた中で約240ラップを周回したカリオは、「今回のテストは、ミサノのより少し良かった。バイクはテストを重ねるたびに進化され、走りやすくなっている。第1に電子制御が良く機能する。第2にフロントフォークを変更したことで、操縦性が向上した。シャーシの大きなポテンシャルを確認した。仕事を続けよう。まだ進むべき道は長いけど、正しい方向に向かって進んでいる」と、評価した。
KTMのファクトリーレーシングチームは来週、カリオとテストライダーのランディ・ド・プニエを招集して、ヘレスで開発プログラムを継続する。