プレスカンファレンス

シーズン8戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ロレンソ、ロッシ、クラッチロー、リンスが共同会見に出席。

第8戦TTアッセンのプレスカンファレンスは23日、TTアッセン・サーキット内のプレスカンファレンスルームで行われ、週末の主役たちが出席した。

Marc Marquez, Press conference Motul TT Assen

前戦カタルーニャGPでポイントリーダーに再浮上したマルク・マルケスは、「7戦を終えて、チャンピオンシップをリードしていることが嬉しいけど、非常に接近している。7戦を終えてギャップが僅か22ポイント差ということは、シーズン末までタイトな闘いが続くという意味。その一方で序盤に最も心配だったムジェロとカタルーニャで、連続して2位でフィニッシュできたことが嬉しい。アッセンは僕にとってベターなサーキットだけど、ロッシは非常に速い。ロレンソはいつもここで速い。ウェットのセッションがありそうだから、天候を確認する必要。可能な限り状況に対応しなければいけない。」

「テストでは幾つか新しいパーツがあり、正直もっと期待していた。懸命に働き、幾つかポジティブなことがあった。カタルーニャで使用したバイクで始めるつもり。ホンダは懸命な作業を続け、僕たちは弱点である加速の改善に取り組んでいる。」

「最後のシケインは、トリッキーなコーナー。前に出るか、後ろに位置するか、終盤の状況をマネージメントすることが非常に難しい場所だ。常に何かを学ぶことできる。今年は前で進入できるようにスタートからプッシュしよう。」

Jorge Lorenzo, Press conference Motul TT Assen

前戦の接触転倒で総合2位に後退したホルヘ・ロレンソは、「アッセンは、125ccクラスと250ccクラスではポジティブだったけど、2010年からはあまり良くない。ここ数年は、不運とバットなフィーリングだった。昨年は3位で、将来に向けてポジティブになるかもしれない。僕はとても楽観的だ。正直、バルセロナより悪くならないだろう。怪我をすれば、最悪のことになっていたかもしれないけど、僕たちはマルケスに近い総合2位に位置する。」

「ウェットパンチがあるハーフウェットの中で、スリックタイヤで走ることは、特にパワーがあり、重量があるバイクでは、状況は簡単ではない。昨年のミサノでは、転倒するまでは戦闘的だった。当然、フルウェットか、フルドライになることを願うけど、もし、ミックスなコンディションになれば、その中でベストを尽くす。」

Valentino Rossi, Press conference Motul TT Assen

前戦で今季2勝目を挙げて、昨年優勝を挙げた当地に乗り込んで来た総合3位のバレンティーノ・ロッシは、「ヨーロッパに戻って来てから僕たちは常に強かった。不運にもムジェロで重要なポイントを失ってしまったけど、僕は速かった。アッセンはベストトラックの1つ。お気に入りの1つ。グレートなトラックだ。昨年はベストなウィークエンドの1つだった。週末を通じて強く、ポールポジションからスタート。そして、マルクとのハードなバトルの後で勝つことができた。今年はタイヤが異なる。僕たちのポテンシャルを理解するために、最初から強くならなければいけない。ミシュランは過去にアッセンで強く速かった。」

「アッセンは1日に何度も天候が変化してしまう。全てのコンディションに対応できるように準備をしなければいけない。今年の決勝レースは日曜。好天候に恵まれることを願う。」

Press conference Motul TT Assen

前戦後のオフィシャルテストで1番時計を記録した総合16位のカル・クラッチローは、「シーズンスタートは計画通りではなかった。3戦連続の完走が必要。当然、バルセロナは少し良かった。タフな週末の後で6位。月曜はポジティブなテストになった。アッセンは過去にストロングな結果を獲得した。好きなトラックで、グッドな週末にならない理由がない。もしかしたら、ここから僕たちのチャンピオンシップが始まるかもしれない。」

「マルクが容易に前を走る。それを見るのは難しい。誰もが懸命に働いている。技術陣はホンダの全ライダーたちのために懸命に働いている。ものごとは良くなるだけ。ファクトリーチームはここ数戦で幾つか良くなった。近いうちに僕たちにも回って来るだろう。僕は今週末にグッドなレースをするために集中する。」

「1ヶ月後に赤ん坊が生まれる。当然、僕は来年もLCR・ホンダに所属する。2018年に関して、新たな契約を結べるように交渉しよう。」

Alex Rins, Press conference Motul TT Assen

来季スズキから最高峰クラスに参戦することが発表された中量級総合1位のアレックス・リンスは、「ようやく、僕はチーム・スズキ・エクスターから走る、と言うことができる。これを発表できることが嬉しい。最高峰クラスに参戦するために、ずっと頑張って来た。ここにいるライダーたちと対戦できることが楽しみだ。今年も中量級はタフだ。サムとヨハンはストロングなライダーで、昨年と似たような状況にある。僕たちは非常に接近している。ここ数戦は将来にことを考えていたけど、ようやく、100%集中できる。勝ちに行こう。」

出席を予定していたアレイシ・エスパルガロは、バルセロナ空港発のフライが遅延したことから欠席した。

 

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