レッドブル・ルーキーズ・カップのシリーズ2戦目は週末、第8戦TTアッセンの併催として、TTアッセン・サーキットで開催。第1レースと第2レースで総合6位のラウール・フェルナンデェス(スペイン/15歳)がダブルウインを達成し、総合2位に浮上した。
第1レースは、参戦2年目で初めてポールポジションを獲得したMoto3™ジュニア世界選手権で総合12位に進出するフェルナンデェスが、ウェットコンディションの中で後続に8秒以上のタイム差を広げて初優勝、今季2度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのマルク・ガルシア(スペイン/16歳)は、今季の最高位となる2位を獲得。
第2レースは、フェルナンデェスが連勝を飾れば、第1レースで4位だった3番グリッドの佐々木歩夢(15歳)は、1.811秒差の2位。6番グリッドのロリー・スキナー(スコットランド/14歳)は、今季初表彰台を獲得した。
10番グリッドの小椋藍(15歳)は、参戦3レース目となった第1レースで3位表彰台を獲得し、第2レースは転倒リタイア。5番グリッドの鳥羽海渡(15歳)は、第1レースで優勝争い中に転倒リタイアを喫し、第2レースは7位に入り、4レース目で完走した。
チャンピオンシップは、今季3度目の表彰台を獲得した佐々木が78ポイントでポイントリーダーに進出。フェルナンデェスは、8ポイント差の総合2位に浮上すれば、アレイシ・ヴィウ(スペイン/15歳)は、27ポイント差の総合3位に後退した。
シーズン3戦目は、ザクセンリンクで7月16日に第1レース、17日に第2レースが行われる。