公式予選:中上が今季初のポールポジションを奪取

前戦勝者の中上が3年振りにトップグリッドを獲得。タイトル争いの主役、ザルコとリンスは1列目に進出。

第9戦ドイツGPの公式予選は16日、ザクセンリンクで行われ、総合5位の中上貴晶が週末3度目、今季11度目のトップタイムをマーク。2013年8月の第12戦イギリスGP以来3年振りとなる通算4度目のポールポジションを奪取した。

気温24度、路面温度38度のドライコンディションの中、フリー走行総合2番手の中上貴晶は、4度のコースインで21ラップを周回すると、1分25秒台を5回、1分24秒台を6回記録。1分24秒274の1番時計を刻んだ。

フリー走行総合6番手のヨハン・ザルコは、4度のコースインで23ラップを周回すると、1分25秒台を5回、1分24秒台を最多の8回記録して、0.240秒差の2番手に入り、3戦連続5度目の1列目に進出。

フリー走行総合7番手のアレックス・リンスは、4度のコースインで23ラップを周回すると、1分25秒台を7回、1分24秒台を3回記録して、0.367秒差の3番手に入り、5度目の1列目を確保。

フリー走行総合3番手のシモーネ・コルシは、2度のコースインで最多の27ラップを周回すると、1分25秒台を13回、1分24秒台を5回記録して、0.406秒差の4番手。フリー走行総合8番手のフランコ・モルビデッリは、3度のコースインで最多の27ラップを周回すると、1分25秒台を最多の17回、1分24秒台を4回記録して、0.457秒差の5番手。

フリー走行総合9番手のサンドロ・コルテセは、0.480秒差の6番手。フリー走行総合4番手のロレンソォ・バルダッサーリ、フリー走行総合12番手のアレックス・マルケス、フリー走行総合11番手のマンセル・シュレッター、フリー走行総合14番手のサム・ロースがトップ10入り。

フリー走行3で1番時計を刻んだフリー走行総合1番手のトーマス・ルティは、0.756秒差の12番手。フリー走行総合5番手のジョナス・フォルガーは13番手。

フリー走行総合13番手のダニー・ケントは、フリー走行3後、数日前にカートを使用したトレーニング中に腹部を痛め、ツナギを着用する際に激痛を覚えたことから、メディカルセンターで検査を受けた結果、肋骨骨折が判明。欠場が決まった。