ロッシ:「問題はリスタートした後に遅かったこと」

バイク交換前までは優勝争いを繰り広げながら、ライバルたちとは異なるタイヤ選択で失速。

モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、第9戦ドイツGPの決勝レースで、3番グリッドから2番手走行中の23ラップ目の終わりに、フロント、リア共にインターメディエイトタイヤを装着したバイクに交換。終盤に4人による6位争いを繰り広げて8位でチャッカーを受け、ポイントリーダーとのギャップが42ポイント差から59ポイント差に広がった。

同じタイミングでバイクを交換したアンドレア・ドビツィオーソは、フロントにインターメディエイトタイヤ、リアにスリックタイヤを、カル・クラッチローはフロント、リア共にスリックタイヤを装着したが、ロッシはフロント、リア共にインターメディエイトタイヤを選択。

「すごく恥ずかしい。僕はドライで戦闘力があり、ノーマルなコンディションならばグッドなレースができただろう。ウェットでも戦闘力があり、ノーマルなウェットレースだったら優勝争いができたけど、不運にもハーフ・アンド・ハーフのレースとなってしまった。」

「もし、2、3ラップ前にストップしていたら、もう少し良かったかもしれない。8位ではなく、6位になれたかもしれないけど、最大の問題はリスタートした後に、僕は非常に遅かったこと。バイクのフィーリングがなく、十分な強さがなかった。ドビツィオーソとクラッチローと一緒に同じラップでストップしたけど、彼らは表彰台を獲得することができた。」

「もし、スリックタイヤで走っていたら...これは大きな疑問符だ」

「もし、スリックタイヤで走っていたら、もっと良かったかもしれない。これは大きな疑問符だ。インターメディエイトタイヤで非常に悪いフィーリングがあったけど、スリックタイヤで速く走れることができたのか、それは誰も分からない。悪化したかもしれない。もしかしたら、このようなコンディションの中で、僕たちのバイクは、フィーリングが少ないかもしれない」と、表彰台争いから遅れたレースを振り返った。

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