レッドブル・ルーキーズ・カップの3戦目ザクセンリンク大会は週末、第9戦ドイツGPの併催として、ザクセンリンクで開催。第1レースで佐々木歩夢(15歳)、第2レースで鳥羽海渡(16歳)が優勝。大会開催10年目で、日本勢が初めて連勝を飾った。
第1レースは、通算10戦目で初めてポールポジションを奪取した佐々木が、8人による優勝争いに競り勝って、開幕戦ヘレス大会の第2レース以来今季2勝目、通算3勝目を挙げると、3番グリッドのラウール・フェルナンデェス(スペイン/15歳)は0.233秒差の2位、2番グリッドのアレックス・ヴィウ(スペイン/15歳)は0.244秒差の3位を獲得。
第2レースは、第1レースで4位だった4番グリッドの鳥羽が日本勢とスペイン勢の5人による優勝争いを制して、通算10戦目で初優勝。ヴィウは0.125秒差の2位、佐々木が0.135秒差の3位に進出。
今季から参戦する小椋藍(15歳)は、22番グリッドから11位と19位だった。
チャンピオンシップは、3戦6レースを終えて、佐々木が119ポイントを稼いで総合1位に進出。フェルナンデェスが17ポイント差の総合2位、ヴィウが32ポイント差の総合3位に位置。鳥羽はマルク・ガルシア(スペイン/16歳)に次ぐ総合5位に浮上した。
シリーズ4戦目は、第10戦オーストリアGPの併催として、レッドブル・リンクで8月13日に第1レース、14日に第2レースが行われる。