KTMは19日、第10戦オーストリアGPの開催地、レッドブル・リンクで始まったプライベートテストに参加。プロジェクトを開始から初めて最高峰クラスに参戦するチームとサーキットを共有し、テストライダーのミカ・カリオと前回のテストから合流したトーマス・ルティが開発中のプロトタイプマシン、RC16に乗り込み、初めて当地を走行。現在の開発状況を確認した。
「この場所に他のチームと一緒にいることが本当に嬉しい。誰もが満足できることだと思う。初日の最終的なラップタイムはグッドなレベルだ。本当に良い。他車を追いかけて、バイクの挙動を確認し、比較しながら、タイムロスしているところを見極めた。トップタイムから2秒差。現時点はすごく良い。バレンシアを迎えるまでに、まだ時間がある」と、カリオが初日を振り返り、ワイルドカード参戦を予定していることを明かした。