イアンノーネ「インクレディブルな感じだ」

初優勝に挑戦するため、プラクティスで掴んだフィーリングを信じて、ライバルたちよりも柔らかめのタイヤを選択。

ドゥカティ・チームのアンドレア・イアンノーネは、第10戦オーストリアGPの決勝レースで、最高峰クラス2度目のポールポジションから最高峰クラス61戦目で初優勝、キャリア通算13勝目を挙げ、ドゥカティに2010年10月の第15戦オーストラリアGP以来7年振りとなる勝利をもたらし、総合8位からドゥカティ勢の最高位となる6位に浮上した。

ウォームアップ走行で週末3度目、今季17度目の1番時計を記録した後、ドゥカティ・コルセのジェネラルマネージャー、ルイジ・ダリーニャをはじめ、ミシュランのエンジニアたちからタイヤ選択に関して助言を受けたが、プラクティスで実施したタイヤテストの手応えから、当地で実施したプライベートテストから投入された新型シャーシではなく、好感触を得ていた現行型に、フロントにソフトタイヤ、リアにミディアムタイヤを装着することを決断。

ライバルたちよりもフロント、リア共に柔らかめのコンパウンドを選択すると、ホールショットを決めてレースをリード。10ラップ目に2番手に後退したが、終盤にエンジンマッピングを変更。21ラップ目に再び1番手に飛び出し、ラスト5ラップの24ラップ目にはファーステストラップを記録。最後までトップの座を維持することに成功した。

「この勝利を目指して、信じられないグループと一緒に4年間懸命に働いてきた」

「インクレディブルな感じだ。この感動を言葉に表すことはとても難しい。ドゥカティのバイクと共に最高峰クラスでの初優勝だ。このバイクでこのクラスをスタートさせ、この勝利を目指して、信じられないグループと一緒に4年間懸命に働いてきた。彼らは100%のサポートを与えてくれた。シーズン末に契約が満期となってしまうけど、これはグッドなプレゼントだと思う」と、決勝レース直後、ドゥカティに対して感謝の言葉を送った。

The collection????????// @andreaiannone #AustrianGP

MotoGPさん(@motogp)が投稿した写真 -

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