フリー走行3:バルダッサーリがキャリア初の総合1番手

ハードクラッシュを喫したバルダッサーリとルティが1番手と3番手に進出。ザルコは8番手、中上は11番手、リンスは19番手。

第11戦チェコGPのフリー走行3は20日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、総合11位のロレンソォ・バルダッサーリが第4戦スペインGPのフリー走行3以来今季2度目のトップタイムをマーク。キャリアで初めてフリー走行総合1番手に進出した。

気温20度、路面温度26度のドライコンディションの中、初日総合3番手のバルダッサーリは、8ラップ目の14コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、7ラップの周回で2分02秒台を3回、2分01秒台を1回記録。2分01秒962の1番時計を刻んだ。

初日総合10番手のジョナス・フォルガーは、3度のコースインで16ラップを周回すると、2分03秒台を5回、2分02秒台を3回記録して、0.078秒差の2番手に浮上すれば、初日総合2番手のトーマス・ルティは、4ラップ目の11コーナーで今季3度目の転倒を喫し、3ラップの周回で2分02秒台を2回記録して、0.305秒差の3番手。

初日総合7番手のサム・ロースは、0.332秒差の4番手。初日総合8番手のアレックス・マルケスは、2分02秒台を最多の10記録して5番手。初日総合13番手のマンセル・シュレッター、初日総合9番手のハーフィス・シャハリン、初日総合1番手のヨハン・ザルコ、初日総合6番手のミゲール・オリベイラ、初日総合5番手のダニー・ケントがトップ10入り。

初日総合4番手の中上貴晶は、2度のコースインで19ラップを周回すると、2分03秒台を4回、2分02秒台を最多の10回記録して、0.622秒差の11番手、フリー走行2のラップタイムでフリー走行総合8番手。

初日総合17番手のアレックス・リンスは、1.213秒差の19番手、フリー走行総合20番手だった。