フリー走行3:ロレンソが記録更新で今季初の総合1番手

2010年と2015年に優勝したスペイン人ライダーがライバルたちを圧倒するサーキットベストラップで今季初めてフリー走行総合1番手に進出。

第11戦チェコGPのフリー走行3は20日、アウトモトドローム・ブルノで行われ、総合2位のホルヘ・ロレンソが第7戦カタルーニャGPのフリー走行2以来今季11度目のトップタイムをマーク。昨年10月の第17戦マレーシアGP以来、今季初めてフリー走行総合1番手に進出した。

気温19度、路面温度24度のドライコンディションの中、初日総合3番手のロレンソは、3度のコースインで15ラップを周回すると、1分56秒台を4回、1分55秒台を1回、1分54秒台を1回記録。サーキットベストラップ(1分54秒989)を更新する1分54秒791の1番時計を刻んだ。

初日総合2番手のアンドレア・イアンノーネは、4ラップ目の13コーナーで今季8度目の転倒を喫したが、3度のコースインで15ラップを周回すると、1分56秒台を4回、1分55秒台を3回記録して、0.744秒差の2番手を維持。

初日総合1番手のマルク・マルケスは、3度のコースインで18ラップを周回すると、1分56秒台を1回、1分55秒台を2回記録して、0.771秒差の3番手に後退。

初日総合9番手のマーベリック・ビニャーレスは、4度のコースインで17ラップを周回すると、1分56秒台を3回、1分55秒台を3回記録して、0.813秒差の4番手に浮上すれば、初日総合5番手のバレンティーノ・ロッシは、3度のコースインで18ラップを周回すると、1分56秒台を4回、1分55秒台を3回記録して、0.917秒差の5番手を維持。

初日総合7番手のアレイシ・エスパルガロは、1.002秒差の6番手。初日総合6番手のアンドレア・ドビツィオーソ、初日総合4番手のエクトル・バルベラ、初日総合15番手のポル・エスパルガロ、初日総合11番手のカル・クラッチローがトップ10入りし、公式予選2に直接進出。

初日総合14番手のスコット・レディング、初日総合10番手のダニ・ペドロサ、初日総合8番手のブラドリー・スミス、初日総合13番手のダニロ・ペトルッチ、初日総合18番手のアルバロ・バウティスタがトップ15入りした。

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録