ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビツィオーソは、前戦チェコGPでフロントタイヤの問題でリタイアを強いられた後、アウトモトドローム・ブルノで開催されたオフィシャルテストをキャンセル。次戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリに移動して、プライベートテストを実行すると、非公式ながらサーキットベストラップを突破したが、4コーナーで転倒を喫した際に右膝を捻挫。早期回復を目指して徹底的にリハビリに取り組み、2010年、2011年、2015年に表彰台を獲得したシルバーストンに乗り込む。
「ミサノでは本当に転倒せずに済んだけど、シルバーストンに向けて、万全な体調で臨めるように理学療法士と共に働いている。右膝はまだ少し痛みがあるけど、集中的な理学療法を受けている。シルバーストンは好みのトラック。非常に困難だけど、本当にグレートなトラックだ。戦闘的になれる思う。昨年は3位表彰台を獲得した」と、右膝の状態を説明した。