第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースは11日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、総合11位のロレンソォ・バルダッサーリがキャリア通算64度目で初優勝を飾り、総合9位に浮上した。
気温27度、路面温度34度のドライコンディションの中、3番グリッドのバルダッサーリは、ラスト2ラップに6ラップ目から1番手を走行していた8番グリッドのアレックス・リンスを抜いて初優勝。リンスは8月24日に骨折した左鎖骨の激痛に耐えながら、2.523秒差の2位に入り、今季7度目の表彰台を獲得。
ウォームアップ走行で週末4度目の1番手に進出した2番グリッドの中上貴晶は、3ラップ目に7番手に後退したが、13ラップ目に3番手に浮上。6.199秒差の3位でチェッカーを受けて2戦連続4度目、当地で2年連続3度目の表彰台を獲得。
ポールポジションのヨハン・ザルコは、8.942秒差の4位。5番グリッドのフランコ・モルデビッリ、6番グリッドのトーマス・ルティ、10番グリッドのハーフィス・シャハリン、11番グリッドのジョナス・フォルガー、7番グリッドのサンドロ・コルテセ、12番グリッドのアレックス・マルケスがトップ10入り。
4番グリッドのサム・ロースは、3位争い中の13ラップ目に週末2度目、今季20度目の転倒、3度目の転倒リタイアを喫した。
タイトル争いは、総合1位のザルコに対して、総合2位のリンスが10ポイント差から3ポイント差に接近。
次戦アラゴンGPは、モーランド・アラゴンで23日に開幕、25日に決勝レースが行われる。