ブラッド・ビンダーのプロフィール

南アフリカ出身者として36年振り、3人目のタイトル獲得に成功した南アフリカ史上最年少王者のプロフィールを紹介。

1995年8月11日生まれ。出身地は、南アフリカ・北西州のポチェフストルーム。国内のカーティング選手権でチャンピオンに獲得した9歳の頃からバイクを乗り始め、地方選手権で頭角を現すと、2009年にレッドブル・ルーキーズ・カップに初参戦。2年目は総合5位、3年目は総合7位に進出。

2011年8月、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された第12戦インディアナポリスGPで負傷欠場したルイス・サロンの代役としてRW・レーシングからデビューすると、10月の第15戦日本GPから最終戦バレンシアGPまで、成績不振のライダーの後任に指名され、アンダルシア・バンコ・ジビアから4戦に参戦。

2012年、RW・レーシングからフル参戦を開始。KTMエンジンを搭載したカレックスを使用して総合24位。2013年はアンブロジオ・レーシングに移籍。ホンダエンジンを搭載したスッターを走らせ、シーズン13戦目からマヒンドラに乗り換えると、総合13位と総合11位に進出。参戦48戦目となった2014年7月の第9戦ドイツGPで2位に入り、初めて表彰台を獲得。2015年、KTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTM・アジョに移籍。KTMに乗り換えて総合6位に進出。

フル参戦5年目の2016年は、第2戦アルゼンチンGPで開幕から連続表彰台で総合1位に飛び出すと、キャリア通算79戦目となった第4戦スペインGPでは技術違反により最後尾からのスタートを強いられたが、全ライダーを抜いて初優勝。第14戦アラゴンGPで2位に進出し、シーズン4戦を残して、南アフリカ人ライダーとして3人目のチャンピオンに輝いた。

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