ロレンソ「打撲で済んだのは幸運」

ハードクラッシュで路面に叩きつけられたが、重症はなく、予選で3番時計を記録。

モビスター・ヤマハ・MotoGPのホルヘ・ロレンソは、第15戦日本GPの公式予選で、3番時計を記録。明日の決勝レースを3戦連続10度目の1列目から迎える。

初日総合1番手発進した後、2日目はフリー走行3で16ラップ目の2コーナーで今季10度目の転倒。精密検査のため、宇都宮市内の大学病院に搬送されたが、大事には至らず、ツインリンクもてぎに戻って来ると、レースシミュレーションとなるフリー走行4では、2度のコースインで12ラップを周回すると、1分46秒台を2回、1分45秒台を6回記録して、トップタイムから0.033秒差の3番手。

「トラクションが機能せず、タイヤが冷えていたから、高く飛ばされてしまった」

「1コーナーで通常よりもプッシュした。トラクションが上手く機能しなかった。通常は2速のところ、3速で走り、タイヤが冷えていたから、高く飛ばされてしまった。路面に叩きつけられ、身体中が痛かった。特に左脚。骨折が怖がったけど、打撲だけで済んだのは幸運だった。」

「大事を取って、ヘリコプターで病院に行き、精密検査を受け、全てが大丈夫であることを確認した。鎮痛剤とアドレナリンの助けを借りて、グッドなフリー走行とグッドな予選ができた」と、転倒を振り返った。