第16戦オーストラリアGPの公式予選は22日、フィリップアイランド・サーキットで行われ、2016年王者のマルク・マルケスは、週末2度目、今季32度目のトップタイムをマーク。今季7度目、最高峰クラス37度目、当地で3年連続4度目、歴代最多に飛び出す通算65度目のポールポジションを奪取。
シーズン2戦を残し、年間のポールポジション獲得を争う『ポール・トゥ・ポールズ』と年間予選最速者を決定する『BMW・M・アワード』のタイトル獲得に成功した。
気温12度、路面温度19度のハーフウェットのトラックコンディションの中、フリー走行総合1番手のマルケスは、インターメディエトタイヤからスリックタイヤに履き替えた後、1分30秒台を連発。1分30秒189の1番時計を刻んだ。
フリー走行総合15番手のカル・クラッチローは、今季5度目の公式予選1で3度目の1番手通過を決めた後、0.792秒差の2番手に入り、第12戦イギリスGP以来、今季2度目の1列目に進出すれば、フリー走行総合4番手のポル・エスパルガロは、0.918秒差の3番手に入り、2014年5月の第5戦フランスGP以来、最高峰クラスで2度目の1列目に進出。フリー走行総合3番手のアレイシ・エスパルガロは、今季の最高位タイとなる4番手。
フリー走行総合2番手のジャック・ミラーは、最高峰クラス初めてとなった公式予選2で自己最高位の5番手に進出。フリー走行総合9番手のダニロ・ペトルッチは、今季2度目の2列目を獲得。フリー走行総合8番手のニッキー・ヘイデン、フリー走行総合7番手のステファン・ブラドル、フリー走行総合5番手のアンドレア・ドビツィオーソ、フリー走行総合10番手のエクトル・バルベラ、フリー走行総合6番手のスコット・レディングの順。
フリー走行総合21番手のホルヘ・ロレンソは、第9戦ドイツGP以来、今季2度目の公式予選1で2番手、公式予選2で6.651秒差の12番手。
フリー走行総合11番手のマーベリック・ビニャーレスは、昨年11月の最終戦バレンシアGP以来、今季初めての公式予選1で3番手。
フリー走行総合12番手のバレンティーノ・ロッシは、2014年9月の第14戦アラゴンGP以来、今季初めて公式予選1で5番手。明日の決勝レースを5列目15番グリッドから迎える。