第17戦マレーシアGPのフリー走行3は29日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、総合6位の中上貴晶が今季18度目のトップタイムをマーク。第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来、今季2度目となるフリー走行総合1番手に進出した。
気温28度、路面温度33度。雨により、ドライからウェットにトラックコンディションが変化した中、初日総合2番手の中上は、2度のコースインで9ラップを周回すると、2分08秒台を1回、2分07秒台を2回記録。2分07秒283の1番時計を刻んだ。
今季初めて初日総合1番手に進出したフランコ・モルビデッリは、2度のコースインで9ラップを周回すると、2分08秒台を3回、2分07秒台を1回記録して、0.139秒差の2番手。
初日総合4番手のジョナス・フォルガーは、0.152秒差の3番手。初日総合11番手のアクセル・ポンス、初日総合5番手のヨハン・ザルコ、初日総合7番手のトーマス・ルティ、初日総合3番手のアレックス・マルケス、初日総合6番手のサンドロ・コルテセ、初日総合14番手のマンセル・シュレッター、初日総合8番手のハーフィス・シャハリンがトップ10入り。初日総合17番手のアレックス・リンスは、1.534秒差の15番手。
総合18位のフリアン・シモンは、フリー走行1で今季13度目の転倒を喫した際に前戦オーストラリアGPの公式予選で転倒した際に強打した背中を再度痛め、メディカルセンターで検査を受けた結果、第4と第7の胸椎脱臼と亀裂骨折が判明。精密検査と治療のため、スペインに帰国することから、今大会を欠場することになった。
リザルト(www.motogp.com/ja/Results+Statistics/)
Pushing hard early on, Zarco finds THE limit through turn 11!#MalaysianGP ???? pic.twitter.com/q6y16HDO6J
— MotoGP™ (@MotoGP) 29 de octubre de 2016