オフィシャルテスト:ビニャーレスが連日の最速時計

スズキからヤマハに移籍するビニャーレスが1日目に続いて1番時計。マルケス、ドビツィオーソ、イアンノーネ、ペドロサが続き、ロッシは7番手、ロレンソは8番手。

最高峰クラスのオフィシャルテスト2日目は16日、リカルド・トルモ・サーキットで行われ、1日目に1番手だったマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマーク。最高峰クラス3年目に向けて移籍する新天地、モビスター・ヤマハ・MotoGPで総合1番手発進を決めた。

連日の好天候に恵まれたドライコンディションの中、YZR‐M1に対して順調に乗り換えを進めるビニャーレスは、14度のコースインで76ラップを周回すると、1分31秒台を25回、1分30秒台を7回記録。12度のコースインでは、公式予選の4番時計(1分30秒276)を上回る1分29秒975の1番時計を刻んだ。

1日目4番手だったマルク・マルケスは、コースアウトからグラベルで転倒を喫したが、12度のコースインで最多の78ラップを周回すると、1分31秒台を最多の30回、1分30秒台を最多の17回記録して、0.196秒差の2番手に浮上。

1日目5番手のアンドレア・ドビツィオーソは、0.468秒差の3番手。1日目7番手のアンドレア・イアンノーネは、0.624秒差の4番手。1日目10番手のダニ・ペドロサは、0.711秒差の5番手。1日目6番手のカル・クラッチローは、0.734秒差の6番手。

1日目2番手のバレンティーノ・ロッシは、12度のコースインで69ラップを周回すると、1分31秒台を18回、1分30秒台を3回記録して、0.734秒差の7番手。

1日目3番手のホルヘ・ロレンソは、13度のコースインで66ラップを周回すると、1分31秒台を17回、1分30秒台を1回、0.769秒差の8番手。

中量級からの昇格組では、ジョナス・フォルガーが0.973秒差の10番手に進出すれば、ヨハン・ザルコは、1.040秒差の11番手。アレックス・リンスは、6ラップ目の12コーナーで転倒を喫した際に背中を強打。精密検査を受けるために、バレンシア市内の病院に搬送されれば、アレックス・ロースは、1日目の転倒が影響して走行をキャンセルした。

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