第2戦アルゼンチンGPは、スパリゾート地として有名なテルマス・デ・リオ・オンドに位置するアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催され、開幕戦カタールGPで3位表彰台を獲得したマルク・マルケスが3年連続のポールポジションから2年ぶりの優勝。最高峰クラス25勝目、キャリア通算51勝目を飾り、総合1位に浮上した。
ライダーの安全面を考慮し、マシン交換を義務するフラッグ・トゥ・フラッグが適用された中、開幕戦勝者のホルヘ・ロレンソが6ラップ目、初表彰台を狙ったマーベリック・ビニャーレスが18ラップ目に転倒すれば、開幕戦に続いて高い戦闘力を見せたドゥカティ勢だったが、最終ラップでアンドレア・イアンノーネが転倒した際にチームメイトのアンドレア・ドビツィオーソに激突。
マシン交換前まで優勝争いを展開した昨年の勝者バレンティーノ・ロッシが2位。ダニ・ペドロサが3位表彰台を獲得すれば、参戦2年目のユージン・ラバティがエクトル・バルベラ、ポル・エスパルガロとのバトルに競り勝って、自己最高位となる4位に進出した。