第8戦TTアッセン~2年目のミラーがカテドラルで初優勝

2016年のシーズンリキャップ第8弾は、総合20位のミラーが最高峰クラス25戦目で初優勝を挙げた第8戦TTアッセン。

第8戦TTアッセンは、世界選手権が1949年に発足されて以来、毎年唯一開催されるTTサーキット・アッセンで開催され、悪天候による赤旗中断の後、1月の右脚骨折で出遅れていた総合20位のジャック・ミラーが最高峰クラスで初優勝、キャリア通算7勝目、オーストラリア人としては2012年10月の第17戦オーストラリアGP(ケーシー・ストーナー)以来、サテライトチームに所属するライダーとしては2006年10月の第16戦ポルトガルGP(トニ・エリアス)以来となる優勝を挙げ、総合13位にジャンプアップした。

前戦カタルーニャGPで2戦連続の2位に進出した総合1位のマルク・マルケスは、3戦連続の2位、シーズン7度目の表彰台を獲得すれば、総合18位のスコット・レディングが、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来、最高峰クラスで2度目の表彰台を獲得して、総合14位に浮上。

前戦の追突により最後尾からスタートした総合10位のアンドレア・イアンノーネは、5位に進出して総合8位に上昇すれば、困難なコンディションに苦戦した総合2位のホルヘ・ロレンソは10位。優勝に挑戦した総合3位のバレンティーノ・ロッシと総合9位のアンドレア・ドビツィオーソは転倒リタイアを喫した。

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