バウティスタ「トップ5は現実的な目標だ」

2017年にアスパル・チームに復帰する32歳のスペイン人人ライダーが期待と抱負、目標を語る。

プル・アンドベア・アスパル・チームの母体、アスパル・チームに復帰するアルバロ・バウティスタは、今月末から始まるオフィシャルテストを前に、昨年11月のオフィシャルテストとプライベートテストを振り返り、最高峰クラス8年目、キャリア通算15年目に向けて抱負を語る。

さあ、2017年のスタート。新たなシーズンに期待することは?

競技面に関しては、バイクと一緒に楽しみたい。ライダーとして全力を尽くし、どんな状況においても、その中で最高のものを引き出したい。バイクのポテンシャルを100%引き出せれば、僕自身がバイクの上で楽しめれば、結果が出るはずだ。

最高峰クラスに進出してから、スズキ、ホンダ、アプリリアを経由して、今年からドゥカティを走らせる。バレンシアで開催された2日間のオフィシャルテストとヘレスで実施された2日間のプライベートテストを経験して、他車と比較して異なるところはどこか?

初めてデスモセディチGP16に乗ったとき、とても扱いやすいバイクであることを確認した。エンジンキャラクターがとても気に入った。非常にスムーズだ。電子制御もとても良かった。気に入った。グレートなポテンシャルがあると評価する。他車との比較は難しい。僕はこのカテゴリーで経験を積んで来たことから、それぞれの出発点が違う。初めて最高峰クラスに参戦した時に走らせたスズキで、沢山のことを学習したけど、バイクのキャラクターが違う。ホンダに似ているように感じるけど、ドゥカティのシャーシレベルは非常に扱いやすい。軽い印象を受ける。ドゥカティは非常にバランスが取れている。

Álvaro Bautista interview

ドゥカティに適応するために、ライディングスタイルの変更は必要だろうか?

現時点で、その質問に答えるのは難しい。もっと走り込む必要がある。テストを通じて、新しいことを学んでいくだろう。もっと速く走るために、限界を追求して行く。まだ、改良が必要なところを見極めていない。限界を把握していない。

2016年は、全18戦中10戦でトップ10入り。日本GPとマレーシアGPでは7位に進出。この勢いを継続できるだろうか?

昨年は右肩上がりで結果を伸ばすことができた。開幕戦にバイクが投入され、僕たちはシーズンを通じて懸命に働き、改良が進み、その成果が結果に反映された。今年使用するバイクは、既に完成され、進化を必要としないから、毎戦セッティングとタイヤのことだけに集中できる。昨年の終盤よりも、良い結果を獲得できる自信がある。

シーズンを予測すると?

多くのライダーたちの移籍、加入により、非常に楽しみな1年になるだろう。もし、バイクのポテンシャルを最大限に引き出せることができれば、バトルができるだろう。もし、トップ5とのバトルができれば、それはグッドなリザルトだ。困難だけど、現実的な目標だろう。

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