チーム・スズキ・エクスターがセパンで体制を発表

オフィシャルテストの開催を前日に控えた中、スズキがブルーを主体としたニューカラーリングを披露。

スズキのファクトリーチーム、チーム・スズキ・エクスターは29日、30日からオフィシャルサイトが開催されるセパン・インターナショナル・サーキットで2017年のチーム体制発表会を実施。27歳のイタリア人ライダー、アンドレア・イアンノーネと21歳のスペイン人ライダー、アレックス・リンスがチームディレクターの寺田覚、チームマネージャーのダビデ・ブリビオ、テクニカルマネージャーの河内健と共に2017年型プロトタイプマシン、GSX-RRのニューカラーリングを披露した。

4年間所属したドゥカティから移籍してきたイアンノーネは、「冬の間はリラックスとトレーニングで過ごした。このバイクの第一印象はとても良かった。僕たちは良い仕事した。バイクは非常に特別で、シャーシは非常に良く機能する。僕のライディングスタイルに似ていると思う。チームは家族のようで、ガレージのみんなはいつも笑顔が絶えない。これはライダーにとって重要なことだ。」

「このクラスで勝利を挙げることは、非常に難しい。多くのファクトリーとライダーが参戦するけど、僕たちは一緒に最善を尽くす。将来、僕たちは勝利を挙げられることを期待する」と、好印象と目標を説明。

2年間の中量級を経て最高峰クラスに昇格したリンスは、「(バレンシアの転倒による背中の)痛みはもうないから、新たなプロジェクトをスタートさせる準備がある。乗り換えは簡単ではない。バレンシアでは大きなエネルギーを感じた。速く走ることは簡単ではないから、ハードワークが必要だ。一番重要なことは、このスタートにワクワクしていること。ボックスに入ったときは、家族のような印象を受けた。クラッシュした後もみんなが心配してくれ、病院まで来てくれた。ここに居ることが幸せだ。今年は学びたい。速く走りたい。経験を積みたい」と、1年目の目標を語った。

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