ビニャーレス「大きなサプライズだ」

開幕戦を視野に入れたテストプログラムをスタートさせ、初日は3番手に進出。

モビスター・ヤマハ・MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、昨年8番グリッドから6位だった第17戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで始まったオフィシャルテスト1日目に、昨年11月に実施したプライベートテストで収集したデータの検証をはじめ、エンジン、電子制御、リアタイヤの消耗といったテストプログラムを進め、9度のコースインで54ラップを周回すると、2分01秒台を最多の14回、2分00秒台を5回記録。トップタイムから0.454秒差の4番手に進出した。

「レースシーズンのスタートに向けた準備のために沢山の仕事をしてきた。正直、大きなサプライズだ。初日は常に難しいけど、バイクのフィーリングはOK。フィジカル面も良いから、嬉しい。もっとバイクの仕事がしたい。グッドなパッケージに仕上げるために、今日は沢山のことにトライした。これからは沢山のことを比較することに集中する。速いラップタイムを刻むために、この数日間は難しい仕事に取り組むけど、次回のテストに向けて本当に有効となるだろう」と、上々の発進となったことを説明した。