オフィシャルテスト3日目~ビニャーレスが総合1番手に進出

ビニャーレス、マルケス、ドビツィオーソ、ペドロサ、ロッシがトップ5入り。ロレンソは9番手。イアンノーネは11番手、総合2番手に進出。

最高峰クラスのオフィシャルテスト3日目、最終日は1日、第17戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、マーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマーク。昨年11月にバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで開催された2017年シーズン最初のオフィシャルテストに続き、総合1番手に進出した。

セッション開始の10時から一日中ドライコンディションで行われた中、2日目2番手だったビニャーレスは、12度のコースインで72ラップを周回すると、2分00秒台を20回、1分59秒台を最多の10回記録。1分59秒368の1番時計を刻めば、2日目に体調が回復して4番手だったバレンティーノ・ロッシは、12度のコースインで62ラップを周回すると、2分00秒台を17回、1分59秒台を1回記録して、0.221秒差の5番手。

2日目10番手のマルク・マルケスは、14度のコースインで最多の85ラップを周回すると、2分00秒台を最多の39回、1分59秒台を3回記録して、0.138秒差の2番手に進出。最後のコースインでは、連続11ラップのロングランを実行し、2分00秒台を連続11回記録すれば、2日目15番手のダニ・ペドロサは、16度のコースインで67ラップを周回すると、2分00秒台を11回、1分59秒台を2回記録して、0.210秒差の4番手まで挽回。

2日目7番手のアンドレア・ドビツィオーソは、14度のコースインで56ラップを周回すると、2分00秒台を11回、1分59秒台を2回記録して、0.185秒差の3番手。1日目に続き、3日目のセッションに参加したケーシー・ストーナーは、11度のコースインで46ラップを周回すると、2分00秒台を10回、1分59秒台を2回記録して、0.271秒差の7番手。2日目に17番手から8番手に浮上したホルヘ・ロレンソは、17度のコースインで66ラップを周回すると、2分00秒台を11回、1分59秒台を1回記録して、0.399秒差の9番手。昼食後には、レースシミュレーションとなる19ラップを実行して、2分01秒台を15回、2分00秒台を3回記録。

2日目3番手のアルバロ・バウティスタは、12度のコースインで64ラップを周回すると、2分00秒台を25回、1分59秒台を3回記録して、0.260秒差の6番手。3日間連続して、インディペンデントチームライダー勢の最高位に進出すれば、2日目の12番手のカル・クラッチローは、0.360秒差の8番手に浮上。

2日目5番手のヨハン・ザルコは、連続10ラップのロングランを2度実行して、0.404秒差の10番手に入り、2日間連続して新人勢の最高位に進出。

2日目1番手のアンドレア・イアンノーネは、0.677秒差の11番手に後退したが、総合2番手に進出。

14番手のダニロ・ペトルッチは連続9ラップ、15番手のスコット・レディングは連続16ラップ、16番手のジャック・ミラーは連続17ラップ、22番手のサム・ロウズは連続17ラップ、23番手のポル・エスパルガロは連続14ラップのロングランを実行した。

当地に集結した12チームは、一旦解散。15日後の14日から第16戦オーストラリアGPの開催地、フィリップアイランド・サーキットに再集結し、今年2度目となる3日間のオフィシャルテストを実施する。