最高峰クラスのオフィシャルテストは15日、第16戦オーストラリアGPの開催地、フィリップアイランド・サーキットで始まり、ドライコンディションの中でマルク・マルケスがトップタイムをマークした。
2週間前にセパン・インターナショナル・サーキットで開催された今年最初のオフィシャルテストで総合3番手だったマルケスは、11度のコースインで68ラップを周回すると、1分30秒台を最多の27回、1分29秒台を最多の3回記録。1分29秒497の1番時計を刻んだ。
前回総合6番手のバレンティーノ・ロッシは、14度のコースインで77ラップを周回すると、1分31秒台を最多の29回、1分30秒台を11回、1分29秒台を1回記録して、0.186秒差の2番手に進出。
前回総合2番手のアンドレア・イアンノーネは、11度のコースインで70ラップを周回すると、1分31秒台を15回、1分30秒台を3回、1分29秒台を1回記録して、0.429秒差の3番手。
前回総合1番手のマーベリック・ビニャーレスは、11度のコースインで64ラップを周回すると、1分31秒台を13回、1分30秒台を18回、1分29秒台を2回記録して、0.492秒差の4番手。
昨年当地で優勝を挙げた前回総合8番手のカル・クラッチローは、10度のコースインで61ラップを周回すると、1分31秒台を8回、1分30秒台を8回記録して、0.568秒差の5番手に入り、インディペンデントチームライダー勢の最高位に進出。
ドゥカティ勢の最高位は、昨年当地で実施されたオフィシャルテストで好走を見せた前回総合14番手のダニロ・ペトルッチ。12度のコースインで最多の87ラップを周回すると、1分31秒台を24回、1分30秒台を4回記録して、0.765秒差の6番手に進出。アンドレア・ドビツィオーソは、0.913秒差の8番手。
前回総合10番手のホルヘ・ロレンソは、15度のコースインで61ラップを周回すると、1分31秒台を21回、1分30秒台を5回記録して、1.134秒差の11番手。
アプリリアは、前回総合13番手のアレイシ・エスパルガロが1.305秒差の14番手。KTMは、前回総合21番手のポル・エスパルガロが1.703秒差の17番手。
新人勢では、前回総合15番手のジョナス・フォルガーが1.081秒差の10番手に進出した。
オフィシャルテスト1日目: 1分29秒497(M・マルケス) オフィシャルテストベストラップ: 1分29秒131 (2015年‐M・ビニャーレス) サーキットレコードラップ: 1分28秒108 (2013年‐M・マルケス) サーキットベストラップ: 1分27秒899 (2015年‐J・ロレンソ)